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「新しい戦争」時代の安全保障 の商品レビュー

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2012/02/28

安全保障の基本的な考え方は1つは抑止力をどう高めるかということ、もう1つは国家の安全保障体制は国際情勢の動きによって変わってくるということ。 予防戦争は大量破壊兵器によって生じた恐るべき問題を解決する手段としてはまだ実行性が証明されていない危険な戦略である。 地域安全保障シス...

安全保障の基本的な考え方は1つは抑止力をどう高めるかということ、もう1つは国家の安全保障体制は国際情勢の動きによって変わってくるということ。 予防戦争は大量破壊兵器によって生じた恐るべき問題を解決する手段としてはまだ実行性が証明されていない危険な戦略である。 地域安全保障システムとは、その地域に利害をもつ域外国を含めて関係各国がそれぞれの現状の地位を武力で変更することを求めず、交渉などの平和的手段で国家間関係を変更していくことに共通の価値をもっている体系を指す。 安全保障複合体という概念は国家レベルと国際システムレベルの中間に位置するサブシステムとしての地域を安全保障の視点から分析するための枠組みとしてブザンによて提唱された。 現代の安全保障上の課題は20世紀前半に国家が総動員で戦った総力戦ではなく、大量破壊兵器の拡散問題と並んで内戦やテロリズムなどの多くの場合は低烈度の日伝統的な安全保障の脅威を内容としている。 国家の究極的な存在理由は安全保障である。

Posted byブクログ