黒焦げ美人 の商品レビュー
岩井さんだけに期待しすぎたのもしれません。知らない作家さんなら星3つなのですが。もっともっとと求めてしまいます。
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不完全燃焼。 同作者の『ぼっけえ、きょうてえ』を読んだ直後なだけに、まあ何とも言えないだるい作品。
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うーん、正直「だから?」という感じ。 題材といい、いかにもこの作者らし一冊。 文中に「どこか調律が狂った、それでいて綺麗だと巧みに勘違いさせる文体」とあったけど、まさにご自身に当てはまると思う。
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いろんな意味で怖い 黒焦げ美人のあとにべっぴん地獄を読むともっと怖い この二冊はちょこっとリンクしてるところがあります そこがすっごい怖い
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覚えているのは、姉の後姿。 かわいらしくて、かわいそう。 明治から大正へと変わる時代の中で、変わらない侘しさ。 冷静に見ながら、冷静で居られない悲壮な妹。強く、弱く。それでも生きていた。
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大正元年に実際に起こった殺人事件を小説化したもの。 美しかった姉が殺害され、家ごと焼かれてしまう。 岩井さんにしてはさらっとした話だったのが意外だった。 実話ベースなのであまりいじれなかったのかな。
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妾稼業の美しい姉の家には、岡山では稀な遊び人たちが集まって来る。でも或る日、姉は殺された。それも全身を黒焦げに焼かれて…。大正初年に実際に起こった猟奇殺人事件が、いま甦る。
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美しかった姉が、今朝はもう黒焦げ…。大正初年の岡山で実際に おこった猟奇殺人事件が、いま甦る。これは岩井版『冷血』だ
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実際にあった猟奇殺人事件がテーマ。岡山版『冷血』という感じもチョイするけれど、中だるみ感がある。良いのは最終章の犯人からの生い立ちを綴った手紙のあたり。これは作者の恋愛経験の豊富さや人を見透かす眼の深さがよく出ていて怖かった。
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焼死体で発見された姉に対して、新聞では「黒焦げ美人」と称して興味本位の記事を書く。 この作品の中心ではありませんが、その部分が妙にひっかかりました。 今でも週刊誌やテレビで必ず「美人○○殺人事件」なんて、冠言葉がつくじゃないですか。 あれって、どーなんでしょうねえ・・。 (200...
焼死体で発見された姉に対して、新聞では「黒焦げ美人」と称して興味本位の記事を書く。 この作品の中心ではありませんが、その部分が妙にひっかかりました。 今でも週刊誌やテレビで必ず「美人○○殺人事件」なんて、冠言葉がつくじゃないですか。 あれって、どーなんでしょうねえ・・。 (2003.8.25)
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