ヴィジュアル複素解析 の商品レビュー
数学科に属する人はこの本で複素解析を勉強しようと思ってはならない。1から10まで書いてある典型的なゆとり本。著者は大変な労力を払ってこの著書を書いたと思うが、同じ労力を使うのなら、一変数関数論の最先端の話題などを扱った方が、よっぽど意義がある。もう何百年も前に完成した理論に、読者...
数学科に属する人はこの本で複素解析を勉強しようと思ってはならない。1から10まで書いてある典型的なゆとり本。著者は大変な労力を払ってこの著書を書いたと思うが、同じ労力を使うのなら、一変数関数論の最先端の話題などを扱った方が、よっぽど意義がある。もう何百年も前に完成した理論に、読者に考えさせることなく、後付の理屈を延々と並べるのは意味がないどころか有害である。ページ数の割に内容はほとんどないので、リファレンスとして用いることもできない。なんでこんな本を書いたのだろうか。
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大概の物理学徒は複素関数論なんて、正直留数定理が使えればいいじゃん。と言ってしまえば、そうなのだが… この本はよく有るハウツー本とは違う、かと言って高尚な学術書と言ったていでもない。あなたがより数学を楽しむために作られている。兎に角、図と簡単な幾何問題が多い。この本を読み進むに...
大概の物理学徒は複素関数論なんて、正直留数定理が使えればいいじゃん。と言ってしまえば、そうなのだが… この本はよく有るハウツー本とは違う、かと言って高尚な学術書と言ったていでもない。あなたがより数学を楽しむために作られている。兎に角、図と簡単な幾何問題が多い。この本を読み進むに連れて数学においても実験、実例、ビジュアルが大変重要な事がわかるだろう。知識以上に学びを学ぶことになる。 複素関数論はそれだけで美しいが、多様体やらトポロジーやら数概念やら流体力学やら他の分野に強く結びつき。それらの生きた例解を指し示すだろう。オススメ ニーダムはペンローズの弟子
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解析関数をヴィジュアルに表現して解説してくれる極楽な美しい本です。パソコンのソフトでも3次元の局面を描画するものが容易に入手できるので斬新さは失われましたが、数学を楽しみながら学ぶには貴重な1冊です。特異点の様子を3次元グラフの局面でみていると、解析関数の特異点は気持ちが悪い点で...
解析関数をヴィジュアルに表現して解説してくれる極楽な美しい本です。パソコンのソフトでも3次元の局面を描画するものが容易に入手できるので斬新さは失われましたが、数学を楽しみながら学ぶには貴重な1冊です。特異点の様子を3次元グラフの局面でみていると、解析関数の特異点は気持ちが悪い点であることに改めて気づきますね。
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