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老後の大盲点 の商品レビュー

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もはや守られて生きる…

もはや守られて生きる老人の時代は終わった。著者が考える自立的老後とは?

文庫OFF

2012/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「老後の大盲点」3 著者 フレディ松川 出版 集英社 p111より引用 “いつまでも援助に頼っていないで、 自立すべきだと農業を教えたら 「世界中から食物が送られてくるのに、 なんで働かなければならないんだ」 といわれたという話がある。”  老人医療に明るい医師である著者による、 老後を自立して生きるための方策を記した一冊。  老後計画の間違いからいい死に方に関する事まで、 著者の病院での出来事を例に挙げて書かれています。  上記の引用は、 糖尿病とインシュリン注射との関係を、 貧しい国への援助に例えた一文。 いつまでも世界が支えてくれるはずがないのに、 一度楽をするとそれが当たり前に思えてしまうようです。  一時テレビなどで聞こえたとぼんやり記憶していますが、、 世界中からお金で食べ物が買えるのに、 なんで自分たちで作らなければいけないんだ、 と言う話があったような気がします。 なんだか少しにているように思うのは私だけでしょうか。  自分でするのが苦手であっても、 苦手なりにできるようになっておくこと、 出来る状態を維持しておくことは、 悪いことでは無いと思います。 ーーーーー

Posted byブクログ