煩悩カフェ の商品レビュー
女性の煩悩について書かれたエッセイ。 これを、例えばうちに遊びに来た恋人がいたとしたら、その恋人が「どんな本?」なんて手に取ったら奪い取りたい気持ちになるかもしれない、そんな女性が男性には隠しておきた煩悩の数々が書かれている。 この本に書かれている煩悩を持っていない、という女...
女性の煩悩について書かれたエッセイ。 これを、例えばうちに遊びに来た恋人がいたとしたら、その恋人が「どんな本?」なんて手に取ったら奪い取りたい気持ちになるかもしれない、そんな女性が男性には隠しておきた煩悩の数々が書かれている。 この本に書かれている煩悩を持っていない、という女性がいたら、その人は嘘つきであると思う。
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「読んだ本を人に薦めたくなる煩悩」を刺激されます。煩悩って人それぞれ。えー、それちょっと違うんじゃない?というのも中にはありますが「自分の煩悩は隠したくなる煩悩」に打ち克って、よくぞ書いてくれました。
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オンナの心にあるさまざまな煩悩を面白おかしく綴ったエッセイ、かな。 決してつまらないってわけじゃないんだけど・・・なぜか進まなかった。 一つ一つの話は短いんだけど、ん〜・・・ たとえば新聞に載ってて毎日ひとつずつ読むんなら面白かったかもね。
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例えば?。。。変な人を見つけた時に「あの人って変」って言いたくなる煩悩。ミニスカートの中が見たい煩悩。映画館で前の人を殴りたい煩悩。「誰にもいわないでね」といわれたネタをバラしたい煩悩。悲劇のヒロインになりたい煩悩。あたしだけは違うと思いたい煩悩。 どう?見出し読んだだけで...
例えば?。。。変な人を見つけた時に「あの人って変」って言いたくなる煩悩。ミニスカートの中が見たい煩悩。映画館で前の人を殴りたい煩悩。「誰にもいわないでね」といわれたネタをバラしたい煩悩。悲劇のヒロインになりたい煩悩。あたしだけは違うと思いたい煩悩。 どう?見出し読んだだけでも、「うんうん!」って感じ?あたしはそう。男の子が読んだら絶対ひく。あたしもひいた。ってか、女の下心、本能、剥き出し。日常にあふれる煩悩を作者が斬ってます。これ読んで、「あたしはそんな女の子じゃないもん」って思っても、それは最後の「あたしだけは違うと思いたい煩悩」にあてはまってんじゃないのか?! 酒井順子さん、これから読破するわ。好ご期待! ちなみに、広辞苑より。。。 「煩悩」とは、衆生(しゅじょう:多くの人々)の心身をわずらわし悩ませる一切の妄念(もうねん:迷いの心。執念)。
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もうホント、酒井順子天才っ!!どうしてこうも「あるあるある〜」というような、日常生活では本当に些細な事とも思える事を拾い上げて、重箱の隅をつっつくように大仰に描写できるのか!!今作は「全裸で歩きたい」煩悩、「同じ話を二度された時、『それ、前にも聞いた』と言いたくなる」煩悩など、日...
もうホント、酒井順子天才っ!!どうしてこうも「あるあるある〜」というような、日常生活では本当に些細な事とも思える事を拾い上げて、重箱の隅をつっつくように大仰に描写できるのか!!今作は「全裸で歩きたい」煩悩、「同じ話を二度された時、『それ、前にも聞いた』と言いたくなる」煩悩など、日常生活の中で抱く煩悩を30個ピックアップしてあります。上記の2つもかなり「そうそう!!」と頷きましたが、私が特に深く共感したのが「酔っ払いが寝過ごしてほしいと願う」煩悩。「嗚呼、私って性格悪〜」と思いつつも、1度はそんな風に思った事はないですか??(あれ?ない??)文庫化されている酒井さんの著作は全て読んでおりますが、これはもう本当に傑作です。心からおススメできますので、みなさんぜひ〜!!
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