自衛隊指揮官 の商品レビュー
冷戦期より、自衛隊が経験してきた「実戦」について、現場では何が起きていたのか、防大出身の著者が当事者にインタビューした本です。 法の根拠が曖昧なまま部下の命を預かる、指揮官の苦悩の末の決断。数少ない「実戦」なのに十分に行われない反省。政治家や官僚との国防意識の相違について書かれ...
冷戦期より、自衛隊が経験してきた「実戦」について、現場では何が起きていたのか、防大出身の著者が当事者にインタビューした本です。 法の根拠が曖昧なまま部下の命を預かる、指揮官の苦悩の末の決断。数少ない「実戦」なのに十分に行われない反省。政治家や官僚との国防意識の相違について書かれています。 「実戦」の内容は詳細かつわかりやすくに書かれており、これを読んで陸海空それぞれが経験した「実戦」について興味を持つのもありだと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
事実についての記述は多くないのでそちらを期待する人向きではないです。 ただ当時第一線にいた人が「その場でどう考えたか」という話に興味がある人には向いています。 個人的には著者の主観的表現の多さがうるさい印象でした。
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「使命感」 とか 「命を賭す」 とかをめぐる考察は、 いつまでたっても、 終わらない。
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