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「七つの海」を知っていますか? の商品レビュー

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2014/04/03

タイトルは修辞的だけれど、中身は一覧リスト。 文章が一文も乗っていません。まえがきもあとがきもなし。 数字にまつわる言葉の意味がまとめられています。 こういった雑学本は好きですが、量が多くて一度にはとても覚えきれないほど。 気になったものがいくつか目に留まりました。 戦いの守...

タイトルは修辞的だけれど、中身は一覧リスト。 文章が一文も乗っていません。まえがきもあとがきもなし。 数字にまつわる言葉の意味がまとめられています。 こういった雑学本は好きですが、量が多くて一度にはとても覚えきれないほど。 気になったものがいくつか目に留まりました。 戦いの守護神「三戦神」は、摩利支天・大黒天・毘沙門天だとのこと。 大黒様は日本ではおだやかな癒し形ですが、もともとは戦いの神だったんですね。 「日本三大砂丘」は南遠大砂丘(静岡)・鳥取大砂丘(鳥取)・吹上浜砂丘(鹿児島)。 砂丘があるのは鳥取だけだと思っていましたが、そういうわけではないんですね。 「三陸」の意味を考えたことがありませんでした。陸前・陸中・陸奥(むつ)の三地域を指すそうです。 その全てに岩手が入っています。 越後の感覚で言うと、陸奥ではなく陸後(りくご)になっていてもよさそうに思います。 「みちのく」と関係しているのかもしれません。 タイトルにもなっている「七つの海」とは、現在は、北太平洋・南太平洋・南大西洋・インド洋・北氷洋・南氷洋のことですが、中世の帆船航海時代には、アラビア人が支配した全海洋の、南シナ海・ベンガル湾・アラビア海・ペルシア湾・紅海・地中海・大西洋を指したそうです。 かなり違っていました。 神社めぐりをしていると時々見かける「十二社」とは、祈雨の神社だと知りました。 また「三十番神」とは、国土を一ヶ月三十日間、交代して守護するとされる30の神を指すそうです。 数字でまとめられたことばが、本一冊分になるほど多いことに驚きました。

Posted byブクログ

2011/03/28

数字に関しての雑学というか、へぇーと思うことがしばしば。 この本を通じて興味を持ったことがあれば良いと思う。 三大~~とかが好きな人におすすめ。

Posted byブクログ