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自殺のコスト の商品レビュー

3.9

29件のお客様レビュー

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2014/12/02

自殺したくなった時に読めば、自殺しなくて済むかも知れない。 自殺なんて、割に合わないこと、しないに限る。

Posted byブクログ

2012/04/26

『完全自殺マニュアル』に記載のなかったコスト面に関して、細部にわたる調査・取材結果が記されている。自殺願望のある人にとって、死を成就できたらそれで良いかもしれないが(自己完結?)、残された遺族はたまったものではないことが分かる。生命保険が必ずおりるとは限らないし、、、残された遺族...

『完全自殺マニュアル』に記載のなかったコスト面に関して、細部にわたる調査・取材結果が記されている。自殺願望のある人にとって、死を成就できたらそれで良いかもしれないが(自己完結?)、残された遺族はたまったものではないことが分かる。生命保険が必ずおりるとは限らないし、、、残された遺族は生涯、悲しみ、苦しむでしょう。なお、私たちの命はお金に換算でき、6000万〜1億5000万円なのだそうです(私は少ないと感じました...)。 コストだけでなく、自殺のリスクも記載されています。

Posted byブクログ

2011/10/23

本当にただ「早く死にたい」とだけしか考えられない人間には役に立たないが、「なるべく迷惑をかけずに死にたい」と思う余裕のある人には効果を発揮する。 また、この本を読んで自殺を思い止まる程度の人間にも有効である。

Posted byブクログ

2011/10/02

自殺にいくらかかるのか、方法や手段によって細かく書かれている。とくに、被扶養者がいる場合、保険の免責期間など、よく読んでおいたほうがいいだろう。ある意味、ここに掲載されていない、手段も考えれば、いくらでもある。イニシアチブが問われる一冊。

Posted byブクログ

2011/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

逆に死にたくなくなる。 死にたいときには先に読むと良い。 結局、人間、生きるのも死ぬのも先立つものが必要。

Posted byブクログ

2010/07/12

 「完全自殺マニュアル」とは全く別の筆者が書いたものだけど、内容は強くリンクしている。「完全自殺マニュアル」同様、自殺をするにあたって役に立つ知識が書いてあるが、この本はひたすら「カネ」という概念に注目して書いてある。  主な内容は、「社会保障」「生命保険」「自殺物件」のシステ...

 「完全自殺マニュアル」とは全く別の筆者が書いたものだけど、内容は強くリンクしている。「完全自殺マニュアル」同様、自殺をするにあたって役に立つ知識が書いてあるが、この本はひたすら「カネ」という概念に注目して書いてある。  主な内容は、「社会保障」「生命保険」「自殺物件」のシステムに関する解説がメインの総論と、「飛び降り」や「クスリ」など自殺手段ごとにどれだけの費用が発生するかの各論に分かれている。コラムも、労災やいじめ自殺に関する慰謝料の話や自殺未遂にかかるコストなど、「カネ」の話が中心である。本を開けて最初に出てくる「自殺の損益分岐書」がこの本の方向性のシンボルであるともいえるだろう。  「自分がいかに楽に死ぬか」「いかに確実に死ぬか」「遺体はどうなるか」などといった、自殺者自身のことについて詳しく書かれている「完全自殺マニュアル」に対して本書はその周りの人への影響について特に詳しく書かれている。  「カネ」に関する記述が中心で「自殺者自身」に関する記述が「完全自殺マニュアル」と比べて少ないことから、気分が悪くなるような生々しい表現は少ない。文章としては完全自殺マニュアルの方が面白いと思う。  本書によれば、自殺するまでの手続きに応じて自分の命の値段が動く額は馬鹿にならない。「どうせ自分は死ぬのだから後に残される家族のことはどうでも良い。」という立場でないのならば、死ぬ前に目を通しておいて損はしないだろう。  表やグラフなどが特別充実しているわけではないし、自殺が「自殺」と判断されるか「不慮の事故」と判断されるかでもらえる保険金が大きく変わるので、自分が今自殺したらいくらになるかということをイメージするのは難しい。すぐに自殺するつもりでなければ、読み流しでも構わないだろう。  「完全自殺マニュアル」と比較して具体例となるケーススタディがとにかく充実している。「完全自殺マニュアル」よりやや分厚い程度の本書だが、載っているケーススタディの数は60と完全自殺マニュアルの倍近くに及ぶ。その多くは保険金や労災などのお金をめぐる争いの判例である。労災自殺やどう見ても自殺とは考えづらい事件に関する争いは、カネが絡んだときの人間の汚さを吟味することができるだろう。  また、「完全自殺マニュアル」の二番煎じじゃないかといいたくなるようなタイミングでこの本は書かれているが、自殺装置を作ったゲボーキアン博士に関する話などはより新しいものになっているので、「完全自殺マニュアル」のデータの古さを埋めてくれる側面も多少だが併せ持っている。  「完全自殺マニュアル」を違った側面から補完してくれる内容。是非合わせて読みたい本である。

Posted byブクログ

2010/04/14

面白い。 ただこれを読んでいると周りから心配されます。 大丈夫、私一度も死のうなんて思ったことない☆

Posted byブクログ

2010/04/01

自宅で自殺すると家が売れなくなる、 賃貸物件で自殺するとその後入居希望者がいないので 家賃を遺族が払う、 ホテルで自殺すると逸失利益をホテルに請求される。 樹海で自殺すると、行方不明で死亡届が出せずに遺族が大損。 自殺が失敗して病院に運ばれると保険がきかないから医療費が...

自宅で自殺すると家が売れなくなる、 賃貸物件で自殺するとその後入居希望者がいないので 家賃を遺族が払う、 ホテルで自殺すると逸失利益をホテルに請求される。 樹海で自殺すると、行方不明で死亡届が出せずに遺族が大損。 自殺が失敗して病院に運ばれると保険がきかないから医療費がたいへん。 とても勉強になりました。 車の中で練炭自殺や、公立学校の校庭とか体育館とかでの首吊りが 結局いちばん自殺にはよさそう。 風邪薬でも自殺できるのはなかなか面白かったです。

Posted byブクログ

2010/03/22

死ぬのにどのくらいお金がかかるのか様々な自殺のリスクなどが分かりやすく書かれています。 死にたいと思ったら読んでみるといいかも。

Posted byブクログ

2010/02/07

 自殺をするとどれくらいのお金がかかるのか、を事細かに記した本です。  飛び込みにしたって、JRか私鉄かによって対応が違うなど、なるほどと思う部分がたくさんあります。こういうことって調べてもまずわからないと思うので、参考程度に眺めるぶんにはいいかもしれません。  これを読んでわか...

 自殺をするとどれくらいのお金がかかるのか、を事細かに記した本です。  飛び込みにしたって、JRか私鉄かによって対応が違うなど、なるほどと思う部分がたくさんあります。こういうことって調べてもまずわからないと思うので、参考程度に眺めるぶんにはいいかもしれません。  これを読んでわかったことは、自殺するなら腐らないうちに発見される場所で、ってこと。下手に腐ると遺族と対面する機会もないまま火葬されるらしいですから。

Posted byブクログ