洋上の殺意(上) の商品レビュー

ロバート・ウォーカー(著者),瓜生知寿子(訳者)

何頭ものサメの胃から…

[文庫ＯＦＦ]

何頭ものサメの胃から人体の一部が発見されるという描写を読んだらもうラストまで読むのを止められませんでした。ずっとシリーズで読んできた私にはヒロインと恋人との気持ちのすれ違いも気になるところでありました。

2009/10/04

今回の犯人は　お金持ちでとぴっきりのハンサムという設定。よくもまぁ毎回これほどの狂人を次から次へ登場させてくれるものです。題名通り今回の事件は海上で繰り広げられます。ゆえに犯人の行動範囲が広いなかなか犯人に辿りつかず中だるみも出てきます。個人的意見では太目の１冊にまとめた方が読みやすかったような気がします。”下”の始めの部分は　読むのが辛かった...しかし　いつもの事ながら後半盛り上がります。眠気も一気に吹っ飛ぶ。当然の報いというか..犯人はいつも無残な死を迎えますね。このシリーズは...ジェシカ・コラン男関係もやっと落ち着いて　後半ハーレクィーンロマンスの流れぽくもなっちゃいます。洋上という設定はなかなかのもんですが　犯人の中身はそんなに変わらないかなって感想でした。あと　やっぱ１冊にまとめるべきだったような。

2009/10/07

シリーズ第5作。今回の舞台はフロリダです。サメの体内や浜辺で人体の一部が見つかり……ナイトクローラーと呼ばれる殺人鬼。マイアミからロンドンまで、捜査は広がっていきます。