星新一ショートショートセレクション(3) の商品レビュー

星新一(著者),和田誠

2024/03/20

■服を着たゾウ
お前は人間だという暗示にかかったゾウは、人間としてあらゆる方向で成功をおさめる。その秘訣は、その強い暗示のおかげで、人間とは何か、人間ならどうするべきか、を常に考え続けてきたこと。

■鍵
この話！星新一が亡くなった頃に実家のテレビで特集番組みたいなものが流れていて、その中で紹介されていた話だ！これを耳で聞いたのがきっかけで興味を持ち、星新一を知って、文庫本を買ったりするようになったんだったと思う。中学生だった。

2022/12/30

　ショートショート、初めて読みましたが展開が短い中にもうまくまとまっていて面白かったです。
　さらに、こんなオチが！と驚かされたり人間社会を風刺するような表現も面白いと思いました。

2020/09/01

どれもクスッと笑える話でおもしろかった。
個人的に、ねむりうさぎ、国家機密、さまよう犬、敏感な動物が好きだったかな。
世にもにありそうだなって思った。

2016/11/19

昔懐かしい．．．中学生の頃は夢中になって読んだっけ。
だけど、改めて読んでみると、残念ながら残念な印象しか残らなかった．．．。
作者が１作品毎に、まさに生みの苦しみで悶絶しながら形に仕上げていった、という話を別の本で読んだことが有るが。
楽しめなくて申し訳ない。
だけど40年も経てば人間の感じ方や考え方の基準・価値観も変わる。　常識とか、普通であることの中身も大きく変わる。
味わいが変わってしまうのも仕方が無いのだと、少し寂しく感じたが必然なのかな、とも思う。

2012/09/30

短編集。
好みの分かれそうな書き味で、私はそんなに好きではなさそうだと思っていましたが、色々読むうちにちょっとハマりつつあります。
長編を読んだあとにふと読みたくなります。オチが素晴らしくてついついニヤリとしてしまうお話ばかりです。

2010/05/18

ねむりうさぎかわいいっ
最後に死んでしまった。けど幸せそうだった。
最後は夢の中でかめに勝てたんだろうなーと。
よかったなぁと。
SF好きだｗ

2010/03/13

何度読んでも飽きない。星新一さんのショートショート集。
表題作のねむりウサギのほか、
調整
ねむりウサギ
商品
国家機密
宿命
思わぬ効果
ガラスの花
服を着たゾウ
さまよう犬
女神
鍵
繁栄への原理
遭難
金の力
黄金の惑星
敏感な動物
を収録。

表題作のねむりウサギはウサギとカメのお話をうまく使った大作。

2009/10/04

ショートショートなので、１０ページくらいずつの面白い話がたくさん入っています。どれも架空の話ですが、現実離れしていて楽しいです！笑！
表紙に乗っている“ねむりウサギ”は何度もかめと競争して勝てないうさぎが努力するが・・・読んでのお楽しみです!!

2009/10/04

中学校の英語の教科書で星新一の「おーい出てこい」が載ってて、そこから弟と一緒にはまりました。
後に父も高校の頃はまっていたことが発覚。
血は関係あるのかねぇ。