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戦国秘譚 神々に告ぐ(下) の商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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2010/12/13

前嗣の朝廷を守る戦いは続く。 下巻は、呪術や怨霊といった要素が強くなる。人智を超えた要素が少しあってもいいが、あまりにも多すぎイヤになった。 この物語の続編である『信長燃ゆ』にはそういった要素はあまり無いのに、不自然。 明智光秀がまったく登場しないのも納得いかなかった。

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2010/02/25

将軍・足利義輝の挙兵は、三好長慶との和議という妥協に終わり、永禄元年(一五五八)、義輝は帰洛を果たした。なおも長慶を除こうとする関白・近衛前嗣は、正親町天皇即位の礼を機に、勅命をもって諸大名に上洛を促すという奇策に出、若き織田信長を知る。前嗣の計画に、再び反撃に出た松永久秀を操る...

将軍・足利義輝の挙兵は、三好長慶との和議という妥協に終わり、永禄元年(一五五八)、義輝は帰洛を果たした。なおも長慶を除こうとする関白・近衛前嗣は、正親町天皇即位の礼を機に、勅命をもって諸大名に上洛を促すという奇策に出、若き織田信長を知る。前嗣の計画に、再び反撃に出た松永久秀を操るものの正体は何か?そして太古より神々に仕え、天に対して礼を尽くしてきた朝家が犯した、恐るべき秘密とは?「黄泉の国なくば、朝家の神聖も保たれぬと知れ」―死霊の恫喝に即位の礼の行方は?“戦国三部作”始動。 2009.9.28読了

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2010/03/30

新規購入ではなく、積読状態のもの。2007/11/25~12/8。仙台から山形へのバス中で読了。前継と久秀の暗闘や日本人の天皇観、戦国武将の新しい世界観、怨霊信仰などが程よくミックスされて、非常に丹念に書き込まれている。「関ヶ原連判状」、「信長燃ゆ」と本作での戦国3部作と呼ばれて...

新規購入ではなく、積読状態のもの。2007/11/25~12/8。仙台から山形へのバス中で読了。前継と久秀の暗闘や日本人の天皇観、戦国武将の新しい世界観、怨霊信仰などが程よくミックスされて、非常に丹念に書き込まれている。「関ヶ原連判状」、「信長燃ゆ」と本作での戦国3部作と呼ばれているそうであるが、この後、本作品にも登場した信長が主人公となる「信長燃ゆ」を読むのが楽しみになってきた。

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