ラヴソング の商品レビュー

義月粧子(著者)

2013/03/13

大学生×双子兄（高校生）。音楽的天才とはこういうものなのか、と感心するようなストーリー。片思いの切なさを音楽に変えて昇華させる双子兄とは大きく異なり、攻め、受けの双子弟は貞操観念が薄い。思いが実ってからはラブラブ甘甘展開。最後にビックリするくらい唐突な3Pがあるので苦手な人は要注意。

2010/08/17

◆初出一覧◆　
ラヴソング　／小説b-Boy’00年4月号掲載　
ラヴソング　／書き下ろし　
シンクロ　／書き下ろし

2009/10/04

大学生×高校生モノ　　

明るくて朗らかな双子の弟瑛介と無愛想で感情表現が苦手な主人公祐介・・・双子なのに正反対の性格の二人。祐介（受）には実の兄の俊紀以上に慕う兄の友人圭悟（攻）がいたが不器用な祐介はぶっきらぼうな態度でしか接することができない。いつしかその感情が兄を慕うものとは違うものだということに気付いてしまう。こんな感情を隠し通すことに自信がない祐介は，自分から距離を置き疎遠になるが，ある日，家に帰ると瑛介の部屋で瑛介と圭悟のベッドシーンを目撃してしまい・・・自分の悲しく苦しい叫び出したいような気持ちをひたすら作曲に打ち込むことで昇華させようとする祐介。とにかく不器用なんだけれどもひたすらけなげで美しい（乙女？な）性格の主人公にせつなくなりました。最後は，ハッピーエンドでほっとしました☆今まで読んだ義月さんの作品の中で一番好きなお話です。