1,800円以上の注文で送料無料

すてネコをひろってから の商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2018/10/23

ネコをとりまく諸問題やしつけから、教育、いじめ問題までをわかりやすい言葉で語った良書。 すてネコをひろったくだりからじわじわと核心に迫っていくのかと思いきや、序盤から「ネコを食べるじいさん」「全身を火傷した子ネコの安楽死」といった話題が出て来てぐいぐいと引き込まれた。 白黒のネ...

ネコをとりまく諸問題やしつけから、教育、いじめ問題までをわかりやすい言葉で語った良書。 すてネコをひろったくだりからじわじわと核心に迫っていくのかと思いきや、序盤から「ネコを食べるじいさん」「全身を火傷した子ネコの安楽死」といった話題が出て来てぐいぐいと引き込まれた。 白黒のネコをときどき預かっている我が家ではこの本を読んで、妻は号泣し、娘も色々と勉強できた様子。 僕自身が一番印象に残って泣けたのがお父さんの下記の台詞。 「飼ってみると、こんなにかわいいものかねぇ。それに母さんも、こんなにたのもしい、すてきな人だったなんて知らなかった。いやぁ、見直したよ」 まったくその通りで、ネコを飼ったことで開ける世界が確かにある。 一日に多くのネコが処分されている現代社会(本書では直接は語られていないが)をなんとかしたい。

Posted byブクログ