セコポリ(2) の商品レビュー

吉岡平(著者)

痒いところに手が届く…

[文庫ＯＦＦ]

痒いところに手が届くをモットーに新しく発足した警察組織第二警察、通称セコポリ。痛快コメディ第2弾。

セカンドポリス通称セ…

[文庫ＯＦＦ]

セカンドポリス通称セコポリ。銃を撃ちまくりなのが痛快なアクション。

2009/10/04

平は「たいら」ではなく、「ひとし」です。
　代表作「無責任艦長タイラー」から入ると、どうしたって「たいら」と読みたくなります
が、「ひとし」です。
　かくいう樓主も間違って覚えた一人ですが。（無責任から入りましたから）

　やっぱり、オタクっすね。この人は。
　けっこう読みやすいです。

　主人公は新規導入の戦闘機を一度に八機おしゃかにして、航空自衛隊から追い
出され、第二警察に出向させられた青年。
　結構、一巻は悲惨な事件が多いのに、主人公の周囲がいい加減だったり、アク強
すぎて事件がちょっと軽く見えてしまう。
　樓主は猟奇大好きだからいいんですけどね。
　でも、死体を丸のまま天麩羅にすんのは考えつかなかったな。今度、どっかに出したい。リアルな描写で♪　生きたまま揚げるのがきっと話的には楽しそう。
　おっとと。
　まあ、そんな話なんですが。

　第二は一応公務員ですが、掛け持ち職業オッケーで、係長は在日韓国人。（日本語しか喋れない、日本生まれ日本育ちの３世）

　所々生っぽいんです。たぶん一番現実離れした失態やったのは、主人公。

　さらりと読めるけれど、けっこう重たいネタが多いかな？
　銃マニアとかが読んで楽しい本。でも、やっぱりオタク向け（笑）

　これを買った理由？
　四ページにあった、「階級対応一覧表」に心惹かれたから。バッチも載ってて、つい。
　でも、一日二冊すらっと読ませるのはすごいと思う。読み終わったら、即座に２巻に手が伸びるなんて、久々だ。