こぎつねせかいのはてへゆく の商品レビュー
童話館らしい、漢方薬のような選書。 わが子、キツネのお母さんがエプロンをかぶる場面に大笑い。 子どもって、こうよねー。お母さんってこんなだよねー。と、思える一冊。
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久々に絵本のレビュー書きたくなったくらい、これはいいです。 母親目線で読んでしまったのですが。 おうちの前の庭で遊ぶのに飽きてしまったこぎつね、せかいのはてへ向かう空想の冒険をはじめます。 トラやゾウのいる森、危険な砂漠や海を旅します。 それをしっかりきいているおかあさん。 空想ですごい冒険ができる、と子どもの力と、それをちゃんと受け止めている大人のまなざし。 こういうおかあさんになりたいです。「はいはいわかったわかった」って言ってしまう自分、反省。 旅を終えて帰ってきたこぎつねに言う、おかあさんの最後の台詞、ぐっときます。 待っていてあげないとね。 主人公のこぎつねが、女の子っていうのもなんだかちょっと面白いです。
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