のすりの巣 の商品レビュー

逢坂剛(著者)

2023/02/19

途中で読むのを止められない…
本当に面白いです。
失敗も多いし、カッコもいまいち、でも、命を張って、愛する人を守る。
大杉さん、ステキです。

2018/06/17

暴力団員が殺され、拳銃や麻薬が奪われる事件が相次いで起こった。
巻き込まれた私立探偵・大杉良太は「ノスリのだんな」と呼ばれる犯人を追い始める。
一方、特別監察官の倉木美希は、警察内で派手な異性関係の噂がある美人刑事を、要注意人物としてマークしていた。
妖艶でしたたかな女―。
彼女と暴力団の事件は意外な繋がりを見せ、巨大な陰謀が姿を現す…。
好評「百舌シリーズ」第五弾。

2017/11/07

今回は百舌鳥は出てこないけれど、ノスリという鳥の名前で呼ばれる悪役が出てくる。
なんとも宝塚みたいな名前の優秀な美人もいれば、相変わらずの悪徳警官もいるし暴力団もいるし、お色気シーンはほぼ？なかったけれど、血みどろシーンはお約束。この人たち、何度撃たれたら気が済むの？！
取り敢えず美希と大杉は生きてエンディングを迎えました。
それと残間の「マスコミや世間に期待しすぎるな、警察は自分で自分を浄化しろ」っていうの、確かに。
続きはあるのかな？

2017/09/22

順番がおかしくなったがこれで発刊分は全部読んだ。
ラスボスが途中の出番が少なすぎる。
初期シリーズから読んでたら物足りなさはどうしてもあるだろう。つなぎとしてならいいけどページが無駄に多い。けど無駄なとこは飛ばしてもストーリーはしっかり把握できるよ

2016/02/28

色んな意見ありますが、やっぱりこの作者の作品はのめり込んでしまいわ〜っと言うのが一番の感想でした。
何となく、悪者(？)の正体は分かるけど、どういう展開になるのか先が気になって、一気に読んでしまいました。
倉木警視、無理せずこれからも活躍して欲しい！

2014/08/15

良かった、死ななくて。良かった。きっと歩けるようになるよね、うんうん
それだけな一冊だったかなー。せめて、前作までで終わらせれば良かったのに。

2013/06/26

「百舌の叫ぶ夜」から第５作目。毎回、重要人物が死亡して終わるが、今回もと予想していたが・・
代表作「百舌の叫ぶ夜」は傑作で、その続編はヒットしないものだが、このシリーズは秀作揃い。この後の続編が出てこないのが残念である。

2012/05/15

不祥事が続く警察庁の改変を建前にしながら、腐敗している警察庁内部の話。
　キャリアにとりつく美貌の女警部。それに便乗しようと手足となる悪徳刑事の失態。またそれを暴こうと奔走する女性監察官や警察OBの調査員、新聞記者達の活躍が面白い。
　現場経験の無い警察幹部（キャリア）の下で動くノンキャリアと呼ばれる警察官達は現実でも苦労は多いはずだけど、どの警察小説でも（キャリア）は程度の差はあれ悪者である場合が多く、これもそうだった。もちろんハッピーエンドではなかった。ストーリー中で警視正の登場や印象が少なくてもの足りなさを感じた。ここまで来たらもっと狡賢い一面を出して登場させて欲しかった。

2014/11/29

百舌シリーズから比べるとスケールが小さいと聴いていたが、小さいなりによくまとまった作品であると思う。作者の愛着心、思い入れが文章のところどころから感じ取れる。シリーズキャラクターが枯れていくのがよい、あのギトギトしかった大杉がおしゃれになり、倉木美希と良い関係を保っている。

2009/10/07

百舌シリーズ第5弾。
「百舌シリーズ」と名前はついてますが、今回百舌は出てきません。
でも、百舌不在のまま、このシリーズはまだ続く予感。
1作終わるたびに、主人公二人の傷が深くなっていくのが、心配ですが･･･