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現場に出た経済学者たち の商品レビュー

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2013/04/19

藤巻さんの書かれた2002年の本。時は小泉首相の強烈なリーダーシップのもと、竹中さんが大臣になったりしていたころ、16人の経済学者らが政界等にチャレンジしていった本。 時代は後の10年に政権交代あり、複数のグローバルレベルでの金融ショックがあり、変化してきているものの、少しずつな...

藤巻さんの書かれた2002年の本。時は小泉首相の強烈なリーダーシップのもと、竹中さんが大臣になったりしていたころ、16人の経済学者らが政界等にチャレンジしていった本。 時代は後の10年に政権交代あり、複数のグローバルレベルでの金融ショックがあり、変化してきているものの、少しずつながらは変わってきているのだろうか? あとがきに、「経済学者の挑戦の記録というより、挫折の物語になったなというのが、本書を書き上げての率直な感想である。」とあるが、やはり一般人として肌触りを感じないということは、それほどまでに仕組みの変更というものは難しいものなのか? といって、あきらめや無力感では何も社会は変えていけないので、どんな小さなことでも、社会に変化を与えたな、という事象に着目しつつ、自分でできることをできるだけ、できる範囲で実施していこうと思う。

Posted byブクログ