インタビュー術! の商品レビュー
新聞・雑誌の記事は大半がインタビューを元に作られている。取材や対談の司会も広い意味でインタビューになる。インタビューとは何か、インタビューはどうやるのか、インタビューはどう読むのか、様々な形でインタビューが語られる。インタビューを知ることはメディアを知ること。実例が豊富なので説得...
新聞・雑誌の記事は大半がインタビューを元に作られている。取材や対談の司会も広い意味でインタビューになる。インタビューとは何か、インタビューはどうやるのか、インタビューはどう読むのか、様々な形でインタビューが語られる。インタビューを知ることはメディアを知ること。実例が豊富なので説得力がある。巻末のブックガイドも嬉しい。
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初心者向けでとても分かりやすい。 着地点をどこにするのか、というところと、テープ起こしからの流れが個人的に参考になりました。
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某企業のお偉方に取材する際に購読。 事前準備からインタビューのマナー、 質問項目の作りかたなどを学ぶ。
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語られていることは、いたってまともと思うことばかりで、インタビューをおこなうにあたっての手続きや心構えといったような基本的なことが説明されている。その意味で、あまり新鮮味はないけれど、雑誌の連載などでおこなわれているインタビューという仕事が、一般的にはどういう流れでなされるものな...
語られていることは、いたってまともと思うことばかりで、インタビューをおこなうにあたっての手続きや心構えといったような基本的なことが説明されている。その意味で、あまり新鮮味はないけれど、雑誌の連載などでおこなわれているインタビューという仕事が、一般的にはどういう流れでなされるものなのかということを知る役に立った。 後半は、具体的に、様々な人が書いたインタビュー記事を取り上げて、その特徴を技術的な観点から解説した内容になっていて、どちらかというと、前半よりもこちらのほうが、面白い記事へのリファレンスとして参考になる部分が多い。 やり方は人によってまちまちだということがわかったし、聞き手や構成によって、その内容の面白さは大きく変わってくるということも、色々な例を読み比べると、たしかに良くわかる。 筆者自身のポリシーのようなものはよくわからなかったけれど、一般論としての、インタビュー記事の書き方、読み方を知るにはいい本だった。 インタビューは事実をありのままに提示しない。しかし、虚構のほうが真実に近い場合もある。いや、虚構のほうが真実に近いことのほうが多い。事実はいつも真実を覆い隠す目くらましの役目を果たす。その意味では、インタビューにおける編集や構成は、事実から目くらましの部分をはぎ取り、真実に一歩近づくことだといもいえる。(p.26)
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---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼ ---------------------------------------------- 雑誌のインタビュー記事は話した内容そのままが載るん だとおもってた...
---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼ ---------------------------------------------- 雑誌のインタビュー記事は話した内容そのままが載るん だとおもってた。インタビューは加工されてインタビュー文 になる。内容にインパクトを与えたり、メリハリをつけたり。 効果的に聞く方法とうまく編集する方法がよくわかった。 ---------------------------------------------- ▼ 5つの共感ポイント ▼ ---------------------------------------------- ■インタビューでいちばん重要なのは、編集者との事前 打ち合わせ ■難しいことは読者はうんざり、重要なのは単純で素朴 なこと ■トイレから戻って緊張感が解けたところで不意に「そう いえば…」という世間話のような質問をする (コロンボ、古畑任三郎方式) ■時系列にそって質問する ・会社はいつ創業したのか ・この店舗はいつ開店したのか ・開店のいきさつ、 ・その時考えたコンセプト ・客層 ・開店準備 ・開店してからの変化 ・事件やトラブル ・最近の傾向 ・今後の予定や展望 ■「小さいとき、どんな子だった?」はきわめて優れた 質問である
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様々な雑誌でフリーのインタビュアーを務める著者が、インタビューを「する前に」「するときに」「読むときに」という切り口で経験とアドバイスを語る。 彼は取材とインタビューを厳密に区別している。その定義によれば、私は取材をするときの参考にしようと思って読んだので、狙いはあまり叶わなか...
様々な雑誌でフリーのインタビュアーを務める著者が、インタビューを「する前に」「するときに」「読むときに」という切り口で経験とアドバイスを語る。 彼は取材とインタビューを厳密に区別している。その定義によれば、私は取材をするときの参考にしようと思って読んだので、狙いはあまり叶わなかった。そもそも私たちが読者を楽しませるため、あるいは雑誌の売り上げ部数を伸ばすためにインタビューをする機会はそうないだろう。その意味では、この本の後半インタビューの読み方がもっとも興味深いものであると思われる。巻末の参考図書リストは充実。
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1)インタビューの事前準備 2)インタビューの聞き方・まとめかた 3)インタビューの読み方 の3部に分けて説明された本。 わかりやすくまとまってるが、インタビュー結果を文書でまとめることが前提になっている。
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映像のインタビューではなく、書き言葉に直すインタビューのノウハウに限っているが結局、相手の話をきちんと聞くこ(適切な反応を示すのが一番聞いていますよというサインになる)と、そのために事前の準備をきちんとしていくこと、という基本的だが難しいことが要諦。
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会話にも応用できるかな?というトピックもいくつか。メディアを見るのが楽しくなりそうです。専門的というより初心者向け。
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インタビューする機会は私にはありません……っておい、そんなバカな。社内外はインタビューの機会に満ち溢れとるよ。
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