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京都 地名の由来を歩く の商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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なぜにその名前がつい…

なぜにその名前がついたのかなどを知ることができる。

文庫OFF

2024/07/15

 京都は本当に奥が深い。いつまでも噛んでいられるアタリメのようだ。吸えども吸えどもその味わい深さは尽きることを知らない。  貴船神社は「きぶね」ではなく「きふね」と読むのが適切らしい。水を司る神社なのだから、「濁って」はいけないそうだ。なるほど、中々に洒落が利いている。

Posted byブクログ

2023/07/08

 京都の地名を中心にその由来を、一つにつきおおよそ三ページで簡単に説明した本。  結構有名なところでも、地名の由来となると知らないこともあり、堅苦しくなく学べるとともに、また京都に行きたくなる。  個人的には知っているところが多数あったので、もっとマニアックなところの由来などでも...

 京都の地名を中心にその由来を、一つにつきおおよそ三ページで簡単に説明した本。  結構有名なところでも、地名の由来となると知らないこともあり、堅苦しくなく学べるとともに、また京都に行きたくなる。  個人的には知っているところが多数あったので、もっとマニアックなところの由来などでもいいと思った。

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2013/07/05

古本屋さんでみつけた。この著者が京都を歩き回って書いた感が伝わってきて、京都の日々がとても懐かしくなった。自転車で通ってた所、観光に渡り歩いた所、飲み歩いた所など思い出いっぱい。地名1箇所につき3頁ずつぐらいの豆知識(著者の歩いた所感含む)。蛸薬師の良い話などは知らなかった。

Posted byブクログ

2011/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 日本人の心を惹きつけてやまない京都。 その魅力のひとつが、いにしえを偲ばせる、ゆかしい地名の数々ではないだろうか。 祇園、西陣、化野、宇治…、その雅やかな響きの陰に、はたしてどのような歴史がひそんでいるのか? 本書は、そんな地名の由来を、著者が実際に京都の町を歩きに歩き、丹念なフィールドワークをもとにさぐったものである。 各項目ごとに周辺情報・地図を付記し、観光ガイドとしても最適。 [ 目次 ] 第1章 京都は水の都だった! 第2章 坂に伝わる人の思い 第3章 京都の町づくり―開発と産業 第4章 人々を救う仏教思想―気になる寺々 第5章 葬送の地に立つ 第6章 京都にはいくつもの戦いがあった 第7章 占いと怨念の世界 第8章 京都の遊びと地名 第9章 いつまでも慕われる人 第10章 朝鮮半島と地名 第11章 食べ物・飲み物と地名 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/09/20

“京都はすごいところである。なえすごいか。ごくごく普通の小路の奥に、何気なくたたずんでいるお寺のなかにすごい寺がたくさんあるからである。清水寺とか金閣寺、銀閣寺など観光客がどっと押し寄せるところはそれでいい。しかし、これらのメジャーなところだけ訪れるだけではあまりに京都はもったい...

“京都はすごいところである。なえすごいか。ごくごく普通の小路の奥に、何気なくたたずんでいるお寺のなかにすごい寺がたくさんあるからである。清水寺とか金閣寺、銀閣寺など観光客がどっと押し寄せるところはそれでいい。しかし、これらのメジャーなところだけ訪れるだけではあまりに京都はもったいない。” ちょっと飛ばし読み。 “ところで、「祗園」とはそもそもどういう意味なのであろうか。かの『平家物語』に「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」と書かれた「祗園精舎」とは、古代インドにあった精舎(仏堂を修行する寺)であり、梵語では「ジェータ・ヴァナ・ヴィハーラ」というが、これが漢字に訳されて日本に入ってきているので、ややわかりにくい。 肝心の「祗園」とは、古代インドの長者が私財を投じて、ジェータ(祗陀)の苑林を買い取って釈迦のために立てた僧坊を意味している。この長者は貧しい孤独な人々に食を給したので「祗樹給孤独園」とも訳された。この長い名前の「祗」と「園」をくっつけて「祗園」という名前が生まれたとされる。 日本の祗園とは大きな違いだが、そんな歴史を知って遊んでみるのも楽しい。”

Posted byブクログ

2009/10/04

祇園精舎は古代インドにあった仏堂を修行する寺で。梵語であhジェーダ・ヴァナ・ヴィハーラという。これが漢字に訳されて日本に入ってきたという。祇園とは古代の長者が私財を投じてジェーダ(祇陀)の苑林を買い取って釈迦のために建てた僧坊を意味する。歴史を知って遊ぶのもおもしろい

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