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ありのままの子育て の商品レビュー

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2012/11/09

コミュニケーションが難しく、トイレ探検が好きで、いつも動き回って、えんぴつの芯が折れると悲しくて泣き止まない徹ちゃん。そんな自閉症の子をどう育てるのか。障害がある長男と健常の次男を持つ母親の手記。 将来を思えば、隔離するのではなく、自立して生きていける作法や能力を身につけること...

コミュニケーションが難しく、トイレ探検が好きで、いつも動き回って、えんぴつの芯が折れると悲しくて泣き止まない徹ちゃん。そんな自閉症の子をどう育てるのか。障害がある長男と健常の次男を持つ母親の手記。 将来を思えば、隔離するのではなく、自立して生きていける作法や能力を身につけることが幸せだ。その信念がために母親は地域の壁にぶつかり、心を開いて行動することでそれを味方にして、しかもほかの障害児家庭に勇気と元気を与えてきた。普通に暮らすのがどんなに困難で、素晴らしいことか。何度も目頭が熱くなった。ひとはやはりひとのなかで生きてこそだ。 脳の機能障害による特殊な行動や知的障害を「自閉症」と訳したことが、社会の無理解を招いた一因ではないか。いまだに、親の愛情が足りなかったとか、うつ病との混同が少なくない。完全に誤った認識だ。本書を読むと分かるし、私の大事な友人を見ると明白。こと愛情に関しては、健常の子よりずっと多く注がれていると断言できる。不安と悩みの分だけたくさん心を砕き、身体を動かし、学校や行政と折衝を重ねている。それが愛情以外の何と呼べるのだろう。

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2012/04/08

明石洋子さんがやってきたことは、スーパーマンのようでとても真似できないと感じるけれど、この方の功績はとても大きいと思う。 自閉症児に対してだけでなく、子育てのヒントが多分に含まれた本である。

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2010/12/24

療育最中に、最も励まされ、勇気をいただいた、実践本シリーズ。 このような先人の存在に、とても感謝しています!

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2009/10/04

自閉症の息子さんをもつ母である明石洋子さんの手記。 障害があっても地域の中で多くの人とかかわって生きていくのが普通だ、というノーマライゼーションの理念に後押しされた明石さんの強い思いが、前例のなかった扉を次々と開いていきます。

Posted byブクログ