アルファベット荘事件 の商品レビュー
メフィスト賞受賞者で…
メフィスト賞受賞者でもある著者が描く、トリックてんこ盛りの本格ミステリ。最後まで油断しないで下さい。
文庫OFF
北山さんのデビュー作…
北山さんのデビュー作。アルファベットがちらばる屋敷で起きた殺人事件の謎に迫ります。最後の最後まで驚かせてくれました。確か、絶版になってるですかね?
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ものぐさで怠惰な女優、美久月は岩手の洋館、アルファベット荘へ招待された。 後輩の売れない女優の橘と、記憶喪失な探偵、ディは美久月と共に雪の山荘を訪れる。 招待主の岩倉が姿を現さない中、不気味な謂れのある「創生の箱」の中に遺体が現れて。 場を仕切りたがる女探偵、手を汚すのも厭わない賞金稼ぎの二人、岩倉の知人の大学助手、文筆家、アルバイトの女学生。 巨大なアルファベットの乱立する館、外との連絡もままならない天候。 舞台もトリックもワクワクするんだけど、登場人物の思わせぶりさにイマイチついていけず。 主人公側?の3人が緊迫感が無さ過ぎかな。 エピローグで明かされる真相もよかったけどなー。 挿絵が多いし、いっそ漫画にしちゃった方がよかったのかも。
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図書館で借りたので旧版。美衣子の語りは少し浮つき過ぎかと思ったが、トリックの提示の仕方はすごくフェア。復刊されたみたいだし、これを機にシリーズ化して星。
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おもしろかった 登場人物のキャラクターが個性的でいい 事件発生から謎解きまでストーリーもしっかり してました 主要の3キャラで続編を見てみたいです
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生首出現トリックはシンプルにして鮮やか。死体移動は壮大だけど少しイメージしづらかったかな。エピローグは切ないの一言。ディを掘り下げる続編を期待したいところではある。
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小説としては魅力が少ないし、現実味が無さ過ぎる設定。 普通の小説読みの人は楽しくないだろう。 でも、本格ミステリ読みには非常に魅力的だった。 「創生の箱」の人を食ったような人体出現トリック。 そして物語最大ともいえる「創生の箱」移動トリック。 現実味よりも、ミステリとしての面白...
小説としては魅力が少ないし、現実味が無さ過ぎる設定。 普通の小説読みの人は楽しくないだろう。 でも、本格ミステリ読みには非常に魅力的だった。 「創生の箱」の人を食ったような人体出現トリック。 そして物語最大ともいえる「創生の箱」移動トリック。 現実味よりも、ミステリとしての面白さを追求したとしか思えない展開で、それがまた心地いい。 これを正々堂々と提示してしまうあたり、明らかに確信犯w ミステリにリアリティは必要な条件ではない、と感じる人には無条件でお勧め。
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