蒼い月は知っている の商品レビュー

橘悠樹(著者)

2013/11/28

　また、久方ぶりの読書週間に突入しています。
　たまに来るんですよね。ひたすら本だけを読んでる時期が。
　心の余裕の問題なのか、別の理由があるのか。
　あんまりよくわかってません。
　まぁ、面白いからそれでいい。

　今回読んだ本は。
「蒼い月は知っている」っていう本です。
　主人公は高校一年生の女の子で、友達の音葉ちゃんとその風変りな女装趣味の美人なお兄さん・伊織さんが主な登場人物。
　もう、この時点で、僕がお兄ちゃんにかなりの食いつきを見せていることは今さら言うまでもないが（爆）
　だって、だって！
　美人の女装で、頭もよくて、運動ができるなんて、素晴らしすぎるじゃない！
　惚れちゃう！

　そんな主人公（和泉）は、校舎の屋上から落ちた人間に当たってけがをしてしまう。
　そして、その落ちてきた人間は、自殺だと思われていたが、内臓がなくなっていて、殺害された形跡があった……
　というのがこのお話。

　なかなかに面白かったと思います。
　お兄ちゃんのキャラの書き込みが甘かったりとか。
　キャラの割に過去が重すぎたりとか。
　いろいろあったけど。

　面白かったと思う。
　小物の使い方とかうまかったと思うし。
　キャラはそれなりに立っているので、続編ががっつり書けそうで。
　読みやすい。

　お兄ちゃんの過去編とかもみたいなぁ……
　回収できそうな伏線がいっぱいあると思います。

　わるくないかな。
　あっ……今、なんか降ってきた。