天のほとりの愚神ども の商品レビュー

新城カズマ(著者)

気軽に読めて、おもし…

[文庫ＯＦＦ]

気軽に読めて、おもしろいですよ！しかも、一冊ごとに話が完結しているようなので、気になった巻から手に取っても大丈夫です。たっぷり笑えて、ちょっと泣ける。ここに出てくる人は、みんなカッコイイです。

自分の信じるもののた…

[文庫ＯＦＦ]

自分の信じるもののために、生きた男たちの不器用な生き様を、おかしく、哀しく描かれた物語。笑いが多いです。

結構笑いの場面が多い…

[文庫ＯＦＦ]

結構笑いの場面が多いですなかなかいけると思います・・

2012/04/18

じゅんけさんの絵だったので、当然発売日に買っていました。
２巻からは他の方が担当される事になり手が止まっていたんですけど。
久々に改めて読むととても面白く、続きも読んでみようかな、という気になりました。

絵を観ると当時の事が思い出されてきて。
この絵の途中はブログであったな、とか。
これはるろ剣追憶編の沖田との殺陣を参考にされてたな、とか。
もう、彩度高い絵は良いだろ、と落ち着いた色合いにされていたりだとか。
とても懐かしいです。

2010/06/25

　ちなみに二巻からイラストが変わっていたりします。
　けど私の中で、隊長とべレズ、アルロンは一巻のイメージのまま。…だって…だって、口絵のアルロンの女装姿が可愛らし過ぎるんですもの…！！！

　まぁ、それはさておき。

　銀河をかける騎兵たちの物語。
　後の世に殺戮集団として悪名を轟かせた若者たちの実態の物語。

　アルロン可愛っ（黙れ）

　まぁその実態は、銀河騎兵とは名ばかりの貧乏な実力集団なわけですが。この”実力”集団が格好良い！
　普段は各々コンビを組んで漫才をしているようなやつらなんですが、いざ本気になると底知れないものがあります。
　何を思い、何に誓い、何のために戦うのか。
　その熱き思いに心を震わされます。
　国が綻び始めた末期、そのど真ん中で、自分の信じたもののために生きた男たちの物語。
　読み始めは笑って、いつも最後には泣かされてるような気がする。

　一番好きなコンビは、やっぱりべレズとアルロン！

2009/10/04

　新撰組だったのか。ごめん、知らなかったよ。
　言われてみれば確かにそうなのか？といった感じ。

　ただ、そんなことは一切関係なく「かっこいい男たち」の話ではある。波乱な生活を自ら選んだ美青年と美少年たちのお話。
　リアルタイム（？）に進行していく形式ではなく、経験者が昔を語ると言った形で進んでいくストーリー展開は意外と珍しいかな、という感じ。
　主義主張だけじゃなく政治的な問題もからみつつけれどそちらだけに傾くではなく友情も存在し、なおかつ裏工作も行われていく。一度読んだだけじゃ複線に気付けずに数度読み返してしまいました。

　個人的にはベレズが大好きですが、アルロンもいいなぁ。と。

　銀河を舞台にした「新選組」登場！！
　「狗狼伝承」で少年ヒーローを生き生きと描いた新城カズマが〈新選組〉をモチーフに新シリーズを開始！歴史に翻弄される若者たちを、時に可笑しく時に哀しく描き出す！！イラストレーターは売り出し中の純珪一だ！！

　銀河帝国末期、後の世に殺戮集団として悪名を残した若者たちがいた。歴史に描かれる彼等は、皇帝に忠誠を誓い、暗殺・拷問は朝飯前の恐ろしい奴ら。だが、その実態は―。銃を構えた革命家たちに囲まれていながら、そっちのけで珍問答を始めるようなうつけ者たちなのだった。「阿呆たれ!アルロン、何やってんだ」「ベレズ先輩、僕は自分の故郷を悪く言われたら怒ることにしてるんです」「全然、怒ってるように見えねーよ」「怒ってますよ、ほらこんなに」「見えねえよ」自分が信じるもののために生きた男たちの不器用な生き様を、時に可笑しく時に哀しく描き出す、ボケツッコミ青春グラフィティ、ここに登場。