熱帯感傷紀行 の商品レビュー
失恋した著者がアジア…
失恋した著者がアジアの国々で、体調を崩しながらもバックパッカーさながらの旅を続け、さまざまな人との関わりの中から日々を過ごす。バックパッカーではないけれど、安い旅行をしたい人にはおもしろいかも。
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著者初めての紀行エッ…
著者初めての紀行エッセイ。恋を失ってアジアへ旅立つ著者。この本を読むと、やはりこの人は命を削るように恋をして、それを書かずにはいられない人なのだなぁとおもう。アジアの雰囲気と、著者の心境がうまくシンクロしてたしかにとてもセンチメンタル。
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著者の旅行記。 中山可穂さんが女1人でアジアを渡り歩く様は、逞しさと危なっかしさが混在してて、まさに失恋から逃げているよう。 たかのてるこさんとかとは全然違った旅行記です。 以前、何度も何度も読み返した本だったんですが、久しぶりに読んだから以前と印象が違いました。 危なっかしさ...
著者の旅行記。 中山可穂さんが女1人でアジアを渡り歩く様は、逞しさと危なっかしさが混在してて、まさに失恋から逃げているよう。 たかのてるこさんとかとは全然違った旅行記です。 以前、何度も何度も読み返した本だったんですが、久しぶりに読んだから以前と印象が違いました。 危なっかしさにセンチメンタルを感じ、どっぷりつかれてたのが今ではもっと自分を大事にしてあげて〜、と心配するようになってました! でも、こんな旅は自分では絶対できないし、しない気がするので、憧れは変わらず抱きました。
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著者の新作がちっとも出ないので(笑)文庫の再読。でもすごく久しぶりに読んだら、古いものだけあって著者にしては拙く残念ながらつなぎにはならず。
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- ネタバレ
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著者が仕事の行き詰まりや失恋のショックから逃避するためアジア各国を巡った時のエッセイ。 著者の破滅的な行動とアジアの煩雑な雰囲気があいまって面白かった。
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中山 可穂さんの旅行記。おもしろかったです。 海外旅行はまだ二度目、アジアは初めてとのことで、旅慣れてない感じが楽しいです。 アジア旅の旅行記はよく読みますが、おもしろいものが多いですね。 女性の旅っていうのは、ナンパされたりして大変そうですね。女性の旅行記は、男の視点とは違う点...
中山 可穂さんの旅行記。おもしろかったです。 海外旅行はまだ二度目、アジアは初めてとのことで、旅慣れてない感じが楽しいです。 アジア旅の旅行記はよく読みますが、おもしろいものが多いですね。 女性の旅っていうのは、ナンパされたりして大変そうですね。女性の旅行記は、男の視点とは違う点が多々あり、おもしろいです。 なかなか最近旅行に行けないので、人の旅行記を読んで旅した気分を味わうのが楽しいです。
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これは巡礼の旅ではない。 これは冒険旅行ではない。 三十を過ぎた女の、いじましい貧乏旅行記である。 という後書きの本書。日頃は「一人旅なんて・・・」と冷めた眼で見ている私もこの旅はかっこいいと唸ってしまう。 何度も手に取り読んでいます。グローバル化がもっと進んでしまう前に、アジ...
これは巡礼の旅ではない。 これは冒険旅行ではない。 三十を過ぎた女の、いじましい貧乏旅行記である。 という後書きの本書。日頃は「一人旅なんて・・・」と冷めた眼で見ている私もこの旅はかっこいいと唸ってしまう。 何度も手に取り読んでいます。グローバル化がもっと進んでしまう前に、アジアに行きたい。
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わたしのたったひとつの望みは、記憶喪失になることだった。あのひとにつながるすべての記憶を忘れたい。忘れなければ生きていけない。 (P.67)
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本人の紀行文であるがゆえに、それだけ距離をおいて読める、とも、逆に、切ない、とも言える。私にはないエネルギーに圧倒される。
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作家買いしたくなるぐらいになると、作者の事が知りたくなるんだよね。だから中山可穂の本がとても気に入ってる人はこれ読んでも普通に気に入ると思う。
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