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名前の日本史 の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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よくある名前、珍しい…

よくある名前、珍しい名前。名前にも歴史が現れています。着眼点がユニークで読みやすかったです。

文庫OFF

日本人の名前の歴史に…

日本人の名前の歴史について、一冊でコンパクトにまとめてあります。ページ数のわりには内容が盛りだくさんで面白かったです。

文庫OFF

2012/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「氏」はじめ「姓」に関する検証は多いですが、名前というものについては意外と少ないのではないでしょうか。そんな1冊。非常に読みやすく、短時間で完読できてしまうと思います。でも文芸春秋のこの手の新書にしてはやや浅かったかな…という感。一般向け雑学書、としては面白いと思います。

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2011/11/23

実名敬避について気になったので読んでみた。それについてはほんの少ししか書いていなかったけれど、他に興味深い内容が多くて面白かった。 明治の創姓騒ぎにおける忠臣蔵長屋で笑った。 七夜前は神の子のくだりは、怖くなった。 古代の日本では、女性は名前を明かすことはなく、 男性に名を問われ...

実名敬避について気になったので読んでみた。それについてはほんの少ししか書いていなかったけれど、他に興味深い内容が多くて面白かった。 明治の創姓騒ぎにおける忠臣蔵長屋で笑った。 七夜前は神の子のくだりは、怖くなった。 古代の日本では、女性は名前を明かすことはなく、 男性に名を問われ、それに答えることが求愛に答えることだったとか。 「呼ばい」と言って「夜這い」の語源らしいです。 何だかすてき。 珍しい姓名がたくさん載っていておもしろい。 こんな姓があるのかと思った。改姓してしまった例も多いようだけど。 その名字かっこいいじゃん!と思っても、本人は疎ましく思う場合もあるから仕方ないけど。 下の名前でも珍しいものがたくさん載っていた。 ひたすら長いものとか、異性に間違えられるものなど。 あとは、悪魔くん事件とかね。 子どもを授かったときに名付けをするのも、きちんと考えなければいけないとつくづく思った。 平安時代や江戸時代などの名前を羅列しているだけのページもあって、途中飽きそうになる。 幅広く内容を網羅しているものの、それぞれの内容が少し薄い感は否めないけれど、名前に興味があるひとは一度目を通してみてもいいと思う。

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2010/06/13

日本における名前のありようについて概観できる。 自分のルーツの基本は名前から。 本書を読んで、明治になるまで農家って苗字をもっていなかったという認識が間違えていたことを知った。恥ずかしい・・・古代はしっかり持っていたわけだ(正倉院に記録あるみたい)。 考えてみれば「苗(なえ)...

日本における名前のありようについて概観できる。 自分のルーツの基本は名前から。 本書を読んで、明治になるまで農家って苗字をもっていなかったという認識が間違えていたことを知った。恥ずかしい・・・古代はしっかり持っていたわけだ(正倉院に記録あるみたい)。 考えてみれば「苗(なえ)」字という漢字があらわすように、土地とつながっている人たちが持っていることのほうが自然ですね。日本における権力機構構築のなかで消えていって、明治政府誕生後創生ラッシュ、となったわけだ。はんはん。

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2010/04/18

名前の流行り廃りってあるけど、日本てとくに顕著な気がする。苗字からして数多すぎだし。昔からそうなんだ、ということがわかる本。

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2009/12/02

「君の名は?」親の願いと、生まれた時代がそこには封印されている。 いつから女性は「子」持ちになり「子」なしになったのか 古代の「蝦夷」から平成一番人気の「大輝」まで、まことにわが国びとの名前は複雑で多種多様だ。その変遷を文化史の角度から考える

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2009/10/04

苗字に関する本は多数出版されている中、名前の方に着目している貴重な一冊。昨今のDQNネームが流行している風潮にも触れている。「日本史」というだけあって結構昔の名前についての記述が長く、世界史受験者にはちょっと辛いところ。 正直文章はあまり面白くないが、「名前」プラス「保守派」とい...

苗字に関する本は多数出版されている中、名前の方に着目している貴重な一冊。昨今のDQNネームが流行している風潮にも触れている。「日本史」というだけあって結構昔の名前についての記述が長く、世界史受験者にはちょっと辛いところ。 正直文章はあまり面白くないが、「名前」プラス「保守派」というセグメンテーションでかなり得している感じ。保守的視点からこういうことを論じてくれる本は本当に珍しいので、この分野に興味がある人は本書を買うしかない。リアルに子供が出来た時にも、割と役に立つと思う。 400円。

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2009/10/04

人名から歴史を読み解くという本。名前に時代が現れていることが顕著にわかって面白い。文章としては単調ですこし飽きがくる。

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2009/10/04

識別記号としての機能に留まらない、思いとしての「名前」。膨大な資料から、日本人の「名前」の歴史を探る本。 古代の神の時代から現代まで広く扱い、流行り廃りだけではなく、命名に関する各地域の文化についても詳しく記述。また、明治時代の「名字開発裏話」なんかも載っていて、こんないい加減に...

識別記号としての機能に留まらない、思いとしての「名前」。膨大な資料から、日本人の「名前」の歴史を探る本。 古代の神の時代から現代まで広く扱い、流行り廃りだけではなく、命名に関する各地域の文化についても詳しく記述。また、明治時代の「名字開発裏話」なんかも載っていて、こんないい加減につけていたのかご先祖!とツッコミよろしく。名前萌え、もしくは自分の創作キャラへの命名マニアだという人に心から勧める一冊です。つうかホントに古代人の漢字命名センスは素晴らしいよ!

Posted byブクログ