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カール5世とハプスブルク帝国 の商品レビュー

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2009/10/04

「知の再発見」双書、絵で読む世界文化史ということで、このシリーズの本は、肖像画や風刺画など、「絵」のしめる割合が資料集並に高いので、非常に読みやすく、飽きさせない作りになっている(私的に)。 内容は、もっと掘り下げてほしいと言うか、物足りないところもなるけれど、全体的に分かりや...

「知の再発見」双書、絵で読む世界文化史ということで、このシリーズの本は、肖像画や風刺画など、「絵」のしめる割合が資料集並に高いので、非常に読みやすく、飽きさせない作りになっている(私的に)。 内容は、もっと掘り下げてほしいと言うか、物足りないところもなるけれど、全体的に分かりやすくまとまっていると思う。 カール5世の本と言うよりは、当時のスペイン、アメリカなど、彼の統治についてよくまとまっていると思う。 個人的には、息子であるフェリーぺ2世にあてた書簡が興味深かった。彼の考えがよく分かる感じがして。原典にあたってみたいかも。 ただ、2002年9月に出版された第一版では、誤字脱字が多少目立ったのが惜しい。 とりあえず、参考書としては面白い。

Posted byブクログ