アイデアマンのつくり方 の商品レビュー

ジャック・フォスター(著者),青島淑子(訳者)

部下をアイデアマンに…

[文庫ＯＦＦ]

部下をアイデアマンにする方法を紹介。わかりやすく、読みやすい。

2012/04/03

すべての部下を持つ人々に読んでほしい。
アイデアは、クリエイティブ職の専売特許ではなく、どんな仕事にも必要な価値を生み出す源泉であるとすると、そのマネジメントこそが求められるリーダーシップだろう。

2014/06/30

こちらで紹介しています。
http://gappacker.com/how-to-make-an-ideaman/

2009/10/04

組織として、チームとして、新しいアイデアをいくつも出して検討する。つぎつぎと。
そのためには、チームのメンバーに自由に発想させる、いくつもいくつもアイデアを考える、バカバカしいような思いつきを大切にし口にする、上司に対して遠慮しない、自分で考えることを促す、指示や命令として押し付けることをなるべくしない。

そんな風に自分なりにやってきたことの、この本は裏付けとなる内容。
強いリーダーシップで部下を引っ張るのではなく、背中を押してやるような存在としてのチームリーダーの在り方。
それはむしろ弱いリーダーシップ。

しかし、強制をしないで、チームをひとつの方向にまとめていくことは難しい。部下からは、明確な指示をださない、リーダーシップのない上司だと思われる。

そのことに悩んだ時に、自分の考え方は、決して独自のものではなく、同じように考え、同じように行動しようとしている人がいて、それを人々に薦めようとしている本書の存在は、時に自信を失い、時に自分のやり方は根本的に間違っているのではないかと疑念と自己猜疑を抱く私にとって、支えとなるような内容である。