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真珠夫人(上) の商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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昼ドラの原作です。没…

昼ドラの原作です。没落した貴族の令嬢瑠璃子が成金の男に金で買われるように結婚。波乱万丈の物語。

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お金の為に好きな人と…

お金の為に好きな人と別れて成金の勝平と結婚させられた主人公・瑠璃子。

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『真珠夫人』は大正時…

『真珠夫人』は大正時代でもベストセラーでした。

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ドラマ版ほどドロドロ…

ドラマ版ほどドロドロではないですが、仰々しい表現の数々は楽しめます。

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話題の昼ドラの原作で…

話題の昼ドラの原作です。ドラマを見た方も見て無い方にもお勧め。上下巻のうちの上。

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2023/06/08

純文学とするか、小説とするか迷った一冊。 読み始めは、シドニー・シェルダンを思わせる単純な復讐劇かと思ったが、瑠璃子という、美しさと気品、そして心に使命を掲げた新しい女性の誕生を賛美する話だった。 たまたま放送していた東海放送の昼ドラ版の真珠夫人を途中まで見ているが、荘田がもっ...

純文学とするか、小説とするか迷った一冊。 読み始めは、シドニー・シェルダンを思わせる単純な復讐劇かと思ったが、瑠璃子という、美しさと気品、そして心に使命を掲げた新しい女性の誕生を賛美する話だった。 たまたま放送していた東海放送の昼ドラ版の真珠夫人を途中まで見ているが、荘田がもっとマゾ的で、荘田の出発が唐沢家の別荘番から戦時中の満州での女郎家経営からの成り上がり、さらにはそこの女郎あがりの妾が美奈子の母というもっと複雑な設定になっている。 そして、恋人の直也は海外に放浪せず、瑠璃子の結構なそばにいる。。。 そして、ドラマの瑠璃子の方が弱い。 原作の瑠璃子の方が、強くあろうと葛藤する様子も味わえ、書籍の方が含蓄深いヒロインとなっている。 ゲスの芸能人がどうなろうと知ったことじゃないが、週刊文春の元となる会社は、小説やジャーナリズムを考察したきっちりした人物が創業したもので、擁護すべき出版社の一つである! 神戸の残虐な事件の犯人も、欠陥のある法律のため、名前を変える事が許されているが、時々その所在を暴き出してくれたりもする。さらに、大手マスコミが日本人でない職員を多く雇い、C国などと仲悪くなっても、本当は日本人が好きなんですというC人が放送されたり、芸能人が被害者のセクハラなどどうでもいいニュースばかりを流すよう操作されているのを感じるので、リアルな情報を流す意味で、週刊誌を保護する必要性を最近感じている。 菊池寛氏が存命だったら、今の批判とを日本のジャーナリズムに一石を投じて、是正してくれるだろうか。

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2012/08/12

さちみりほのコミックで読んで原作に興味を持って読んだ 青空文庫。 旧仮名だったけど、問題なし。 現代と当時の漢字の使い方や読み方の違いがあったり、「全然」のあとに否定語がこないという現代と同じ用法もあって、国語学的に面白い。 中身はまあ・・・こんな感じ? 瑠璃子の性格の変化とか...

さちみりほのコミックで読んで原作に興味を持って読んだ 青空文庫。 旧仮名だったけど、問題なし。 現代と当時の漢字の使い方や読み方の違いがあったり、「全然」のあとに否定語がこないという現代と同じ用法もあって、国語学的に面白い。 中身はまあ・・・こんな感じ? 瑠璃子の性格の変化とかよくわからないまま。 川端康成もそこらへんなんかおかしい、って言ってたらしいから。 さちみりほのコミックの方が格段に面白い。

Posted byブクログ

2009/10/04

図書館の本棚に並んでいたので、思わず借りてしまいました。数年前に昼のドラマで放送してた、アレです。 きらびやかな文章でした。ふり仮名がないと読めないくらい漢字が多かったです。 「妾、最近図書館に通いに凝って居りますのよ、おほゝゝゝ」みたいな感じ。

Posted byブクログ

2009/11/04

 既に文春文庫版を本棚に入れていますが、表紙の横山めぐみさんがとっても美しいのでこちらもいれてみます。上巻は勝平が瑠璃子に降伏するまで。

Posted byブクログ