あの季この季 の商品レビュー
ー黒猫の影は動かず紅葉散るー、岸田今日子さん、中学2年生のときの作だそうです。まぶしいですね(^-^) 「あの季(とき)この季(とき)」、2002.8発行、俳句エッセイです。俳号は「眠女(みんじょ)」、いつでもどこでも眠れるからだそうですw。解説は、絵本「ちょっとまって」(199...
ー黒猫の影は動かず紅葉散るー、岸田今日子さん、中学2年生のときの作だそうです。まぶしいですね(^-^) 「あの季(とき)この季(とき)」、2002.8発行、俳句エッセイです。俳号は「眠女(みんじょ)」、いつでもどこでも眠れるからだそうですw。解説は、絵本「ちょっとまって」(1998.5)でコンビを組んだ佐野洋子さんです。
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(2008.01.28読了) 岸田今日子さんは、俳号を眠女(みんじょ)といい、句会を開いたり、句会に参加したりして俳句をひねっていたらしい。 この本は、エッセイ集となっているが、エッセイに俳句が添えてある。俳句が作られた背景が説明してあったり、エッセイの中に俳句がはめ込んであった...
(2008.01.28読了) 岸田今日子さんは、俳号を眠女(みんじょ)といい、句会を開いたり、句会に参加したりして俳句をひねっていたらしい。 この本は、エッセイ集となっているが、エッセイに俳句が添えてある。俳句が作られた背景が説明してあったり、エッセイの中に俳句がはめ込んであったりさまざまです。 旅行記などと同様、ユーモアにあふれた文章ですので、楽しく読めます。 それにしても、俳優さんという種族は、講演、朗読、演劇と各地へ出向くことの多い仕事のようです。 佐野洋子さんが解説を書いています。佐野さんが解説で、引用している俳句を紹介しておきます。 妖怪のふりして並ぶ冬木立 黒猫の影は動かず紅葉散る 頭だけ残して猫は蝉に飽く あれほどに焦がれてみたし猫の恋 春雨を髪に含みて人と逢う かの緋き(あかき)鯉閉じ込めよ薄氷 石段を雲まで登る素足だから 泉から泉の色の水を汲む (2008年1月31日・記)
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大好きなのに死んでしまった女優 岸田今日子のエッセイ。 仲間と月1回ペースで俳句の会を開いていたそうで、その時に詠んだ句を交えながら 彼女を巡る様々な季節について綴ったもの。 味わい深い文章で、もったいないのでちょっとずつ読みたくなる。 ちなみに岸田今日子の俳号は「眠女」
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