図解雑学 ギリシア神話 の商品レビュー

豊田和二(その他)

2020/12/26

ギリシャ神話を全く知らなくて、とりあえず基本的なところを簡単に知りたかったので手に取りました。

すごく面白かった。人類のルーツ的な教養だと思います。

2015/02/24

分かりやすいギリシア神話の入門書。恋、嫉妬、英雄、策略、呪いなどなど。想像の斜め上をいく神々（と人間）の戯れにつっこんでしまった。馴染みの英単語の語源だったり、RPGで耳にした怪物もいくつか登場している。西洋文化の理解にどうぞ。

2014/09/08

登場する神達は横恋慕したり浮気したりと、恋に大忙し。
我々、日本人の神様の印象とは違うようで、崇高さは あまりなく人間的でドラマチックだ。

私がそのなかでもお気に入りの神様は『知恵と戦いの女神アテナ』さま。

そのアテナさまと、『結婚の女神ヘラ』『愛と美の女神アプロディテ』の3女神の美のコンテストがトロイア戦争のきっかけなのですから恐ろしい。
長く続いたトロイア戦争は大神ゼウスが増えすぎた人口を減らすのに、ちょうどよかったなんて考えるところ随分だなぁ。
まさか！この現代も、そんなことにならないか心配になる。

ギリシャ神話には、恋人が死んでしまい可哀想だからオリオン座にしたとか、ナルシストの語源となる話や、映画「マイ・フェア・レディ」の原型の話など面白い物語がたくさんある。
雑学になるような感覚でお気軽に本書は読んでみました。

2014/08/30

知っているつもりで知らなかったギリシア神話。

なんというか色々とひどい…特にゼウスとヘラ。
旧約聖書を読んでからこちらを読むと、ひどさが一層感じられる。
聖書の神のやることは全て正しく意味のあることだったが、
オリュンポスの神々は気まぐれでとんでもないことをする。

世の中不条理な事が色々起こるけど、
過酷な環境で暮らしていたイスラエル人は、
神が与えた乗り越えるべき試練という受け止め方をし、
温和な地中海で暮らしていたギリシア人は、
神の気まぐれだから仕方ないと思っていたということなのかな。

ナイキやエルメスの社名の由来だったり、
どこかで聞いた話が実はギリシア神話だったり、
色々な物の元ネタになっているので、まさに雑学。

2012/06/10

エディプスコンプレックスの起源、こぐま座とおおぐま座の起源などもギリシア神話と知れた。
オイディプスの「オイディプスは自分の罪を知って目をつぶした。それを実行すべきだ」っていうようなストーリーをなんか最近小説で読んだような。
なんやったっけなー。

あとこれまで見たことのない家系図、ゼウスが出てき過ぎて何が何だか。

まぁ、基礎知識としてはよかった。
こっからもう少し深めていきたい。

2011/12/28

テセウスやアテナイ王家、フェニキア王家、テバイ王家、スパルタ王家、オイディプスの悲劇、アトレウスとアガメムノン、エレクトラなどを復習するために読了。

系図、絵がついていたので理解が進みやすかった。

2011/05/23

分かりやすい。ギリシア神話おもしろいじゃんか。

村上春樹もワンピースも他にもたくさん、これを読めばますますおもしろく読める。

さて岩波にいきますか。

2010/11/15

すごくわかりやすく、ギリシャ神話を解説してくれている本。

ヘロドトスの歴史や、ＸＸＸとバッカイを読んで意味がわからなかったので購入。
世界史の知識がなく大人になってしまった→しかしいまからでもギリシャの歴史本が読みたい　といった方にお勧め。

2009/10/14

読み終わった♪
各２ページ単位で、左ページが解説・右ページが絵や写真、図などの資料で読みやすかった。

日本にいるうちはあまり知らなくても気にならなかったんだけど、こうしてチェコに住み始めてヨーロッパの美術館にも行く機会が増えたらギリシャ神話関連の作品を見る機会が多くって。
名前は多少聞いた事あっても全然知らないから、と思って読んでみたよ。勉強になりました(´ｖ｀*)
とはいえ登場人物が多くって「あれ？誰だったっけ？」って思いっぱなしで、１回読んだだけじゃ全然おぼわってないんだけど雰囲気は分かりました。また時間がある時に２周目、３周目、と読んでいきます。

2009/10/04

ソウルのルーブル美術館展で見た「エロスとプシュケ」はギリシア神話だったのですな。
ゼウスのろくでなし振りが愉快。
017.11.28