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キノの旅(Ⅵ) の商品レビュー

4.2

101件のお客様レビュー

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短編集。「祝福のつも…

短編集。「祝福のつもり」を読めただけで幸せです。あとがきも毎回面白いです。

文庫OFF

短編集なのだがなかで…

短編集なのだがなかでも「彼女の旅」がおもしろかった。だが、刊行順に読まないとおもしろさが100%分からないだろう。

文庫OFF

2023/12/24

もっと他にも選択肢がありそうな気はするけど、自分の命と引き換えにしても成し遂げたいことを成し遂げた人は、きっと幸せなんだろうな。

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2023/05/07

一番印象に残った話は「安全な国」。 不思議な話だったのは「旅の途中。」 「祝福のつもり」はシズとキノが出会う直前の話だった。

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2022/12/22

キノの旅を読むとき、その連作の多くは旅のさなかにであったこと、起こったことである。そう考えると、登場人物は、人生のうちのある一点からある一点までの限られた時間の出会いであったり、事件であったりするということだ。キノはその旅に生活そのものをエルメスという会話するモトラドに積んで旅を...

キノの旅を読むとき、その連作の多くは旅のさなかにであったこと、起こったことである。そう考えると、登場人物は、人生のうちのある一点からある一点までの限られた時間の出会いであったり、事件であったりするということだ。キノはその旅に生活そのものをエルメスという会話するモトラドに積んで旅をする。目指す国に立ち寄るが終着点ではない。例えば、お遍路さん殺しの昔話のように、旅人を好意で泊めたようにみせて、金目の奪い殺し、大金持ちになった、というようなお話がでてきても、おかしくないのだが、そうはならない。それは、旅人視点のはなしだからだが、ある意味、それとは真逆の展開になるものもあって、旅をするということに焦点が定まっている。そこでは、相手も自分も変化しているようでもあり、もともと変わりないようでもあって激しくせめぎあっているようなのだ。Ⅵではキノの一行、シズと陸、それからもう一組の男女が登場する。この三組の登場人物は、それぞれ、性格違っていて、たんねんに描かれている。どこか、旅先で行き逢うことがあるのかもしれない。楽しみです。短編小説の連作は、バラバラのお話ではなく、相互に響きあっている。

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2022/02/13

#読了 #キノの旅 6巻 相変わらずのキノの旅を眺めていった キノではなくシズさんの「祝福のつもり」の話はなんか色々考えさせられちゃったかな。 こういう国は本当に今現在あるんだろうし なんならこの子よりももっと悪意に満ちた人に使われてる可能性の方が高いよね うーん。悪意に触れた...

#読了 #キノの旅 6巻 相変わらずのキノの旅を眺めていった キノではなくシズさんの「祝福のつもり」の話はなんか色々考えさせられちゃったかな。 こういう国は本当に今現在あるんだろうし なんならこの子よりももっと悪意に満ちた人に使われてる可能性の方が高いよね うーん。悪意に触れた感じだな… 次は明るい話を読みたい、明るい話を読もう

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2022/01/15

久々のキノ。 読みやすいながらも1話ごと皮肉が効いていて面白いです。 師匠とお弟子さんが出会う話あり。

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2020/08/15

入国の時にキノが誓約書にサインしてたけどこの世界はみんな同じ言語なんだろうか、てか言葉が通じてる時点で言わずもがな、物語のご都合主義最高だな、、、「旅の途中」みたいな話もっと読みたい。 ■入れない国 ■中立な話 ■戦車の話 ■誓い・b ■彼女の旅 ■彼女の旅 ■花火の国 ■長の...

入国の時にキノが誓約書にサインしてたけどこの世界はみんな同じ言語なんだろうか、てか言葉が通じてる時点で言わずもがな、物語のご都合主義最高だな、、、「旅の途中」みたいな話もっと読みたい。 ■入れない国 ■中立な話 ■戦車の話 ■誓い・b ■彼女の旅 ■彼女の旅 ■花火の国 ■長のいる国 ■忘れない国 ■安全な国 ■旅の途中 ■祝福のつもり ■誓い・a

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2019/01/01

三日間以上滞在しないというルールにしたがい、さまざまな国を旅してまわっているキノとモトラドのエルメスの物語である本作は、それぞれの国の事情にみずからの良心や信念に拠って立ち入ることなく、あくまで第三者的な「旅人」としての視点から淡々とえがいているところに、一番の魅力があると個人的...

三日間以上滞在しないというルールにしたがい、さまざまな国を旅してまわっているキノとモトラドのエルメスの物語である本作は、それぞれの国の事情にみずからの良心や信念に拠って立ち入ることなく、あくまで第三者的な「旅人」としての視点から淡々とえがいているところに、一番の魅力があると個人的には感じています。 本巻に収録されている第一話の「彼女の旅」や「安全の国」も、やはりそうした観点から読まれるべきストーリーなのだと思うのですが、テーマがテーマだけに著者自身の立場からアイロニカルな叙述になっているのではないかという、不必要な詮索を、つい読者がおこなってしまうのではないかという危惧がぬぐえません。 もちろん本シリーズは、政治的・思想的な問題についてのつまらないカリカチュアライズにとどまらない魅力をもっていることは認めたうえでのことなのですが。

Posted byブクログ

2017/10/28

『誓えないと誓います 誓わないと誓えます 誓えないと誓えます』 「彼女の旅 -chances-」 「花火の国」 「安全な国」が良かった。 特に「安全な国」。

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