わたしいる の商品レビュー
(2011.03.26読了) 単行本は、1987年11月に童話屋から出版されています。 以下の7つのお話が挿絵とともに収められています。 「ひみつ」「じーじーかたん」「ばかみたい」「絵だもん」「あな」「おかあさん」「しみ」 挿絵は、ピカソの線画によるものに似ていますが、もちろ...
(2011.03.26読了) 単行本は、1987年11月に童話屋から出版されています。 以下の7つのお話が挿絵とともに収められています。 「ひみつ」「じーじーかたん」「ばかみたい」「絵だもん」「あな」「おかあさん」「しみ」 挿絵は、ピカソの線画によるものに似ていますが、もちろん佐野さんらしさが十分出ています。太い線の挿絵もありますが、こちらもピカソを思わせるものがありますが、佐野さんの個性が色濃く出ています。 小学校低学年向きでしょうか。もちろん大人が読んでも楽しめます。 読んでいると、子供の思考や会話は、こんな感じだよなと思わせます。 解説は、川上弘美さんが書いています。 「こどもは、たいがいうつくしくないけれど、こどもは魅力的だ。」 ☆佐野洋子の本(既読) 『パンツの はきかた』岸田今日子さく・佐野洋子え、福音館書店、2007.04.01 「神も仏もありませぬ」佐野洋子著、ちくま文庫、2008.11.10 (2011年3月29日・記)
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