教科書から消えた唱歌・童謡 の商品レビュー
今日は紅白歌合戦ですね。第69回とか、私の年と同じです(苦笑)今年のメンバーを見ると、五木ひろし、石川さゆり、坂本冬美ぐらいしか好きな歌手がいないですw。すっかり時代に取り残されてしまいました。横田憲一郎 著「教科書から消えた唱歌・童謡」(2002.4)を読みました。今の小・中学...
今日は紅白歌合戦ですね。第69回とか、私の年と同じです(苦笑)今年のメンバーを見ると、五木ひろし、石川さゆり、坂本冬美ぐらいしか好きな歌手がいないですw。すっかり時代に取り残されてしまいました。横田憲一郎 著「教科書から消えた唱歌・童謡」(2002.4)を読みました。今の小・中学校の音楽の教科書、見てないですが、外国曲やポピュラー曲が溢れてるそうですね。唱歌や童謡がどんどん消え、滝廉太郎の荒城の月も危うかったとか・・・。明治時代から世代を超えて歌い継がれてきた国民の文化、格調高い調べ、大切にしたいです!
Posted by
本書は産経新聞に連載されたコラムをまとめたもの。著者は教科書から消えた唱歌・童謡を一曲挙げては、それにまつわるエピソードを記している。最初から最後までそのようなスタイルで進んでいくが、最後にはデータに基づき、美しい日本語を持つ歌が教科書からどんどん消えていき、代わりに英語混じりの...
本書は産経新聞に連載されたコラムをまとめたもの。著者は教科書から消えた唱歌・童謡を一曲挙げては、それにまつわるエピソードを記している。最初から最後までそのようなスタイルで進んでいくが、最後にはデータに基づき、美しい日本語を持つ歌が教科書からどんどん消えていき、代わりに英語混じりの「不完全な」日本語の歌が跋扈する現在の傾向を批判している。私も著者と同じ考えがあるから『埴生の宿』などを授業などで取り上げている。しかし一方で、唱歌や童謡は、日本語は美しくても旋律が・・・、ということも多く、選ぶ方も大変だと思う。
Posted by
- 1