だれが「本」を殺すのか 延長戦(pt.2(延長戦)) の商品レビュー
2001年に出版された「だれが「本」を殺すのか」いわゆる「本コロ」の反響が大きく、本に関する佐野氏の講演、対談、インタビュー、「本コロ」の書評を1冊にまとめたのがこのPART2延長戦だ。 本を読むことはいかに大切なことなのかがヒシヒシと伝わってくる。 本というものは、一冊では本に...
2001年に出版された「だれが「本」を殺すのか」いわゆる「本コロ」の反響が大きく、本に関する佐野氏の講演、対談、インタビュー、「本コロ」の書評を1冊にまとめたのがこのPART2延長戦だ。 本を読むことはいかに大切なことなのかがヒシヒシと伝わってくる。 本というものは、一冊では本になりません。本と本の積み重ね、その影みたいなものが本である。根が生えていて、幹があって、枝があって葉っぱがあって…その系統樹が本。たとえばこの「本コロ」は太い幹のあたりにある。 なるほどなぁ。本を読む意欲が涌いてくる。とりわけノンフィクション!とりあえず、氏が傾倒するノンフィクション作家、宮本常一「忘れられた日本人」を読んでみることにした。
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緻密なルポルタージュによる前作に比べて、講演・対談記録の意味合いが強いのが残念。ほとんど前作をなぞってる話ばっかなのよね…当たり前か、前作の出版を受けての講演がほとんどなんだし。それでも図書館人との対談などで新たな一面とかも出てくる。前作の書評をさらうと、あの本に頷くだけじゃない...
緻密なルポルタージュによる前作に比べて、講演・対談記録の意味合いが強いのが残念。ほとんど前作をなぞってる話ばっかなのよね…当たり前か、前作の出版を受けての講演がほとんどなんだし。それでも図書館人との対談などで新たな一面とかも出てくる。前作の書評をさらうと、あの本に頷くだけじゃない業界人の意見とかも出てきて面白い。前作あってこそ、更にこれで理解を深めることが出来る…ということか?
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