「おじさん」的思考 の商品レビュー
内田樹の思考方法(文体含む)に創造性はあるのか、という疑問があって最近けっこう読んでいたんだけど、この本でひとまず冷めてしまったのが正直なところ。常にカウンターを放つスタイルのエッセイに単純に飽きてしまった。終章の虞美人草とこころに照準を合わせた漱石論はとても面白い。
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またまた内田先生の本を読んでみました。 こうしてウチダ式思考にハマッていくのがいいのか悪いのか…… 世の中の「ごちゃごちゃ」が「すとん」に、「やり場のない憤り」が「明確な批判」に変わる本です。
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烏兎の庭 第一部 書評 5.4.03 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/ojisany.html
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おじさん的思考2を先に読んでしまったので、こっちを後から読んだ。落ち込んだ時はこういう本を読めばいいんだと思う。タイトルで損してる気がするけど、そこは内田先生の性格なのね。
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前からちょっと気になっていた人。「おじさん」的というより、へそまがり的思考かな。同世代だから共感出来ることも多いが、違う点も少なくない。たとえば、幸福な人とは人生の終わりをつげられたら「あ。そうですか、はいはい」というふうにリアクションが出来る人とか、大事なことは知識よりも「知性...
前からちょっと気になっていた人。「おじさん」的というより、へそまがり的思考かな。同世代だから共感出来ることも多いが、違う点も少なくない。たとえば、幸福な人とは人生の終わりをつげられたら「あ。そうですか、はいはい」というふうにリアクションが出来る人とか、大事なことは知識よりも「知性」(ぼくは知恵と呼ぶ)だとかは同感。夫婦別姓論者が子供のことを考えていないというところはわからなくもないけど、結婚することと姓を一緒にすることがどうして結びつくのかについては疑ってもいいと思うけど。「多重人格」の使い方も誤解があるのでは。人格の使い分けができれば子どもも苦しまなくてすむというのも賛成できないな。
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