私が彼を殺した の商品レビュー
20年以上前の推理小説か… 久々にこの手のものを読んだけど退屈でなかなか進まず。 どちらかが彼女を殺した、は読んでいなかったのでそういう結末とも知らず。 知っていたら読まなかっただろうな。
Posted by
加賀刑事の登場が遅め。 途中でカプセルの数を追えなくなった。「どちらかが彼女を殺した」と同様明示的に犯人が明かされない結末。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私が彼を殺した 東野圭吾 加賀恭一郎シリーズ⑤ ∞----------------------∞ 殺された穂高は自業自得。きっと彼らが仕組まなくても、近い将来殺されてただろうなとすら思える。 こんな男だから殺したいと思う気持ちは分からないでもない。かと言って駿河と雪笹の気持ちには共感できないけど。 美和子は男を見る目がないというのだけは分かった。それを言うと、雪笹や自殺した準子もね。 ところで犯人は誰なのか。カプセルの数とか誰がどうやって手に入れたかとか散々考えながら読んだけど、そこも大事だけどなにかに誰かの指紋がついてたという話。 手引きによると、誰かの指紋がついたピルケースがすり替えられたと。そのピルケースを持ってたのは誰? いやもう、そんなことはいい。こいつらはみんな心の中では自分が殺したとほくそ笑んでる。みんな犯人で良いんじゃないの? 2024/01/02 読了
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ⑤ 『どちらかが彼女を殺した』に続く読者に推理をさせるパターン。 今回の容疑者は3人。それぞれの視点から書かれている。最初から3人疑ってかかったものの、すべてがわかったのは推理の手引きを読んでから…( ´Д`)y━・~~ 終盤になるにつれて読むペースがあがっていくのは、気のせいではないはず。それだけ引き込まれていく作品。 すべてがつながった後、改めて考えると『どちらかが彼女を殺した』の方が推理がすっきりしない感じはある。
Posted by
「あなたが誰かを殺した」を読んだので、関連で読んでみた。 傲慢で横柄な脚本家の男性が結婚式の最中に死んだ。直前に飲んだ薬が毒入りのものに差し替えられていた、ということで殺人ということになり、犯人の可能性がある人物が3人に絞られ、では誰が?ということを3人が交代で語る内容で推理し...
「あなたが誰かを殺した」を読んだので、関連で読んでみた。 傲慢で横柄な脚本家の男性が結婚式の最中に死んだ。直前に飲んだ薬が毒入りのものに差し替えられていた、ということで殺人ということになり、犯人の可能性がある人物が3人に絞られ、では誰が?ということを3人が交代で語る内容で推理していく。 殺されても仕方ない人物ということで、殊更殺された人物の酷い言動が語られていく。 普通のミステリーと違って、最後まで犯人が明かされず、袋とじの推理の手引きを見ながら各自が推理することになる。わかりやすいヒントなので、犯人は導き出せるが、あまりこういう結末は好きではない。
Posted by
ん?え、で犯人は? って終わり方笑 ピルケースから出るはずのない指紋が出たとのことで、あー、そうゆうことかって感じ。
Posted by
難しい!最後まで読んでも犯人は公表されず。 たぶんこの人…?と思いながら解説サイトで答え合わせ。違和感を感じた箇所が合ってたのが嬉しい! 容疑者3人の怪しい度が次々変わっていくのが面白かったー!!
Posted by
「どちらかが彼女を殺した」の次に読んだ。 推理の難易度もぐっと上がっていたけど(前回も解説サイトまで読みましたが)、おもしろさも格段増していて素晴らしかった~。 伏線だと思っていなかったのが伏線だったって、一番気持ちいい展開だと思う。 結末は想像にお任せ、じゃなくてちゃんと袋とじ...
「どちらかが彼女を殺した」の次に読んだ。 推理の難易度もぐっと上がっていたけど(前回も解説サイトまで読みましたが)、おもしろさも格段増していて素晴らしかった~。 伏線だと思っていなかったのが伏線だったって、一番気持ちいい展開だと思う。 結末は想像にお任せ、じゃなくてちゃんと袋とじで導き方が明かされているので、個人的にはスッキリ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<ネタバレなので注意> 東野圭吾の加賀恭一郎シリーズの5作目になります。 この本が面白くて、最後笑ってしまいました。 最後の場面はこうです。 『加賀は写真を差していた指を、ゆっくりあげていった。 「ほかの方には何のことやらさっぱり分からないでしょうね。しかし一人だけ、今私がいったことの意味が理解できたはずです。そして理解できる人間こそが、穂高さんを殺害した犯人なのです。」 加賀はいった。「犯人はあなたです」』 よくあるシーンですが、ところが話はここで終わっていて、だれが犯人かは書いていないのです。そんなミステリーってあります?犯人を教えない。究極の読者への挑戦です。 その後に袋とじで西上心太という評論家が「推理の手引き」を付けていて、これで犯人を暴露してるのかと思ったらこれもヒントだけで犯人が誰かは書いていない。 物語は、容疑者3人の一人称三視点で構成されていて、内2人は事件後に「自分が彼を殺した」と述懐している。余す1人も、被害者への憎悪や殺意を隠そうとはしていない。 それがタイトルになってる。 ネットでは誰が犯人かたくさんの記事があるのですが、違う人を犯人としてるものもあり、正解はあるようなないようなです。 ミステリはこういうトリッキーなとこが一番の醍醐味ですね。 ただミステリとして面白いかというと、薬の中に毒物のかプセルを混入させるというのもので、手品の玉の行方を見てるみたいで、そのうちどうでもよくなってきます。 容疑者三人の中に犯人はいなくて、被害者のフィアンセ美和子が犯人とばかり推理していので、ちょっとがっかりな出来でした。 加賀恭一郎シリーズは最新刊12作目「あなたが誰かを殺した」が9月に出ました。 でこの「殺した」シリースは3作目で他に 「私が彼を殺した」 「どちらかが彼女を殺した」 があって、その新装版もこれを機会に発行されました。
Posted by
結婚式当日に、花婿が殺害。 容疑者は3名。 最後まで読んで犯人が判らず、読後も推理させられる。 結局ネットの記事で真相を読み、なんとか自分なりに納得することができた。
Posted by