外法師 れい鬼の塚 の商品レビュー
権力に妄執する人間と…
権力に妄執する人間と、生にしがみ付く亡者。そして双方に振り回される玉穂。今回も実在の人物を描いた、外法師シリーズ第3弾。
文庫OFF
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代筆の依頼をされて訪れたというのに 一向に仕事をさせてもらえず、ぼんやりな日々。 そして始まる、不可解な事件。 最後まで読めば、その無駄のない動きを称賛したいですが。 とりあえず、あのお気楽男には主人公でなくても腹が立ちます。 己の保身に走るという姿は、この時代では普通ではあり...
代筆の依頼をされて訪れたというのに 一向に仕事をさせてもらえず、ぼんやりな日々。 そして始まる、不可解な事件。 最後まで読めば、その無駄のない動きを称賛したいですが。 とりあえず、あのお気楽男には主人公でなくても腹が立ちます。 己の保身に走るという姿は、この時代では普通ではありますが かなりいらっとしてしまいます。 目の前にいたら張り倒すかも?w しかしここまで話が通じないというか、自分の意志が正しい、と思っているのは 素晴らしいと思いますよ? 内容は、確実に歪んでますけど。
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帝への嘆願書の代筆の依頼を受け、山陰典章の屋敷に赴いた玉穂。だが、屋敷では法会が行われており、玉穂は仕事を与えられないまま数日を過ごす。そんなとき、老僧の行勧が行方不明に。
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「外法師」シリーズの中でも、この話が一番好きです。バタバタと人が死んでいくにはいくのですが…。それはそうと、前作の敵は何処へ? 20050310:読了
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