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さみしい男 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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『さみしい男』につい…

『さみしい男』についての内容ではなく、『男は寂しいものである』ことについての考察。諸富先生の専門ではありませんが、専門じゃないからこそ、ちょっと違って面白いです♪

文庫OFF

2024/09/21

現代日本の男性はどうして元気がないのかを考察し、これからを生きる指針を提示した本。 プライドは大事だが、それにしがみつくと心身が乱れてしまいます。その結果、生まれたのが本書のいう「さみしい男」かもしれません。

Posted byブクログ

2017/01/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2002年刊行。著者は千葉大学教育学部助教授。◆面白いし、身につまされる話も多いけれど(帰宅拒否症候群や家族内での父親の立ち位置など)、著者の専門の書も読んでみたい。

Posted byブクログ

2015/07/20

グサグサくる話があり、色々考えさせられた。たしかにこの世は恋愛至上主義だよなあ。自分がいわゆる非モテに属するだけに、なんとも耳が痛い話が満載で読了後に微妙な気持ちに…、まさにタイトル通りやね苦笑

Posted byブクログ

2014/10/27

[ 内容 ] いま、日本の男たちは、本当に元気がない。 中年男の多くは、家庭ではうっとうしがられ、会社では上司と部下の板ばさみに遭い、どこにも自分の居場所を持てずにいる。 若い男たちにしても何事につけ消極的で、女を口説くことすらできない。 いったい、日本の男に何が起きたのか? な...

[ 内容 ] いま、日本の男たちは、本当に元気がない。 中年男の多くは、家庭ではうっとうしがられ、会社では上司と部下の板ばさみに遭い、どこにも自分の居場所を持てずにいる。 若い男たちにしても何事につけ消極的で、女を口説くことすらできない。 いったい、日本の男に何が起きたのか? なぜ、かくも「さみしい」のか? 本書は、「さみしい男」から抜け出す道を探り、これからの男たちの生きる指針を提示する。 [ 目次 ] はじめに―あなたのまわりの“さみしい男” 第1章 さみしい男たち 第2章 働きたくない男 第3章 「働かないシンドローム」の積極的な意味 第4章 家庭に“居場所”がない男 第5章 コミュニケーションできない男 第6章 恋愛しない男 第7章 セックスしない男 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/04/16

題名からして、暗くなりそうな本です。 最近、仕事が暇で、疎外感を感じている俺には、ちょうどよいかな。 最近の男は、元気がない、中年男は、家庭で、うっとしがられ、会社では、上司と部下の板挟み、若い男は、何事にも消極的で、女を口説く事ができない、などなど・・・。 日本の男は、いった...

題名からして、暗くなりそうな本です。 最近、仕事が暇で、疎外感を感じている俺には、ちょうどよいかな。 最近の男は、元気がない、中年男は、家庭で、うっとしがられ、会社では、上司と部下の板挟み、若い男は、何事にも消極的で、女を口説く事ができない、などなど・・・。 日本の男は、いったいどうなっただ。 簡単に言えば、「自分に自信がない」そのことにつきる。 しかも、自信がない上に、「プライドが高い」ため、身動きできない状態である。 では、どうすればいいか。 簡単です、「強い男」になればいい。 まず「怒れ!!」」だ。 会社を捨て、家庭を捨て、だれにも頼らずに生きていく気構えを持って! 今日から、優しい男を返上しよう。 うん、言っている事は理解できるが、実行は、難しい。 俺も、「喜怒哀楽」をあまりださない方だ。 時々、もっと、怒った方がいいと思う事があるが、もしかしたら、助けてもらうかもしれないという、甘さがある。 自分一人で、やっていくという気構えがあれば、なんでも言えるのかもしれません。 もっと、自分に自信を持ち、人に頼らずに生きていけるようになりない!!

Posted byブクログ

2009/10/04

「『自分に正直に生きる』という価値観」 現代の男女の在り方(主に男性)を模索した内容だが、著者は男性ではあるが様々な視点から考えられている点が素晴らしいと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

諸富さんの作品にはいつも驚かされて しまいます。深い訳ではないのだけど 心に深く残るものがあるんです。この 作品もまさにそうです。人から好かれるためにはどうしたらいいのかとか… 詳しいことを著者なりの観点から見ています。お奨めの1冊です。

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2009/10/04

読んでいて、何だか切なくなってきた。そうそう、そういう境遇にいるよね、男って・・・などと妙に共感。 しかし、ではどうすればいいかというと、それがわからない。 著者は、氏の言うところの「強い男」になれと説く(一般に言われる「強い男」のイメージとは違う)。どうやら、役割を果たすだけの...

読んでいて、何だか切なくなってきた。そうそう、そういう境遇にいるよね、男って・・・などと妙に共感。 しかし、ではどうすればいいかというと、それがわからない。 著者は、氏の言うところの「強い男」になれと説く(一般に言われる「強い男」のイメージとは違う)。どうやら、役割を果たすだけの存在から、自立した存在への成長が必要であるらしいのだ。 ここはやはり、(心の中でだけでも)、一度全てを捨ててみることから始めてみるしかないのかもしれない。 文章は概して読みやすく、なかなか面白い一冊だった。

Posted byブクログ