代議士になったパリの娼婦 の商品レビュー
著者は、5年前までスイスで代議士として働いておられた女性です。 幼少に受けた性的虐待が原因で、殻に閉じこもり、「私は結局こんな女だ」と自分を見下していた著者。 いろんな出来事を乗り越え、どん底からのし上がってこられました。 たくましい。 女はどんなことからでも、這い上がれる能力が...
著者は、5年前までスイスで代議士として働いておられた女性です。 幼少に受けた性的虐待が原因で、殻に閉じこもり、「私は結局こんな女だ」と自分を見下していた著者。 いろんな出来事を乗り越え、どん底からのし上がってこられました。 たくましい。 女はどんなことからでも、這い上がれる能力が、生まれながらにして備わっている気がする。 私は助産婦なので、臨床時代から、数々の「女の人生」を垣間見てきました。 20代の私には、信じられないような経験をされた女性が、たくさんいらっしゃいました。 だって、妊娠・分娩・赤ちゃんという助産婦の仕事の対象の以前には、そういう「行為」があるわけで、離して考えることはできないのです。 日本の歴史にも、戦争時代にも、哀しい女の歴史は数え切れないほどたくさんあります。 目を覆いたくなる事実もあります。 助産婦という仕事は長い歴史があるのですが、いろんな女性達を見守り、同じ女性の立場でいろんなことを考えながら、助産婦という職業が今日あるんだなーと言う感想も持ちました。
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2009年12月11日 たまたま手に取った本。すごく衝撃的で、でも人間味にあふれていて勉強になった本
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拒食症、売春、麻薬中毒―。苦しみ抜いた日々から立ち直り、代議士になった元パリの娼婦がつづる凄絶な半生。過去を糧に人生を切りひらいた女性の感動の手記
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著者のニコルさん、数年前に日本にきて女性代議士と交流してました。たまたまその場にいたんですが、なんかすごいズレを感じたなあ。ニコルさんのような、社会正義に身を投じるセックスワーカーってけっこういる気がする。
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