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日本鉄道詩紀行 の商品レビュー

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2014/10/10

[ 内容 ] いつのころからか、日本の詩歌の中に、一つのジャンルがひそやかに形成されていたことに気づいた。 それらは、きらめく「鉄道詩」の数々であった。 最初は面白半分に読んで、気ままな旅をしていた。 が、あるとき、ふと思いついたのである。 この言葉の列車に乗ってみたらどうか、一...

[ 内容 ] いつのころからか、日本の詩歌の中に、一つのジャンルがひそやかに形成されていたことに気づいた。 それらは、きらめく「鉄道詩」の数々であった。 最初は面白半分に読んで、気ままな旅をしていた。 が、あるとき、ふと思いついたのである。 この言葉の列車に乗ってみたらどうか、一つ一つの詩に乗車して、その詩の物語を書いてみたらどうかと。 そして、なにげなく始まったその紀行は、全国の主要線区を網羅する途方もない旅となってしまった―。 知られざる「鉄道詩」の世界に初めて光を当てた画期的著作が、ついに登場。 [ 目次 ] 第1章 汽車の窓辺は水族館(北陸にて(田中冬二) 冬と銀河ステーション(宮沢賢治) ほか) 第2章 停車場は薄荷の塔(停車場(小熊秀雄) ていしゃばらしいていしゃばの歌(サトウハチロー) ほか) 第3章 夜汽車の窓は群青色(夜汽車(大木実) 夜汽車(萩原朔太郎) ほか) 第4章 機関車の熱いむせび(汽車のにほひ(北原白秋) 機関車(中野重治) ほか) 第5章 鉄路遠望はるか(月匂う(近藤東) 夏が来る(田中敦) ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ