実況席より愛をこめて の商品レビュー

倉敷保雄(著者)

2009/10/04

私の大好きなスポーツ実況アナウンサー倉敷さんが書いた、Wカップを楽しむための本。
でも４年前の日韓Wカップの時のなんだけどねｗｗ

でもそれぞれの国の小話が書いてあって、サッカー初心者でも楽しめます♪

４年前を思い出すためにも読んでみるのもありだし、小話を楽しむのもあり◎

2009/10/04

ナンシー関氏の『テレビ消灯時間』のところで「Ｗ杯に一致団結して沸くのが気持ち悪い」と書いておいてアレだが、実はサッカー好きです。というか、カルチョ。好きでした。過去形。
時期でいうと1984年から2002年までという非常に短い期間、イタリアの某チームの某選手に入れあげて、Wowowもスカパーもそのために契約したくらい。スカパーはその後、タイガースの試合を見るのに役立てることになったが、実はその時まで野球はNHK-BSで十分だと思ってたので、セリエに対する欲求はタイガースに対するそれより強かったということがいえよう。
著者の倉敷保雄氏はサッカーファンなら知ってるであろう、サッカー愛とベルベッドボイスでお馴染みのフリーアナウンサー。一度聞いたら忘れられないタイプの声なので、ＮＨＫの外国産スポーツ番組を見ていると、思わぬところから聞こえてくる美声に身悶えることに。いや、素敵な声だという話。
2002年日韓共同開催ワールドカップを前に書かれたこの本は、出場する世界32カ国のチームや選手について書かれたガイドブック風。今となっては懐かしい顔ぶれが多いので、これから試合を見るにはちと寂しいが、あの頃を振り返るには持ってこい。最近、デル・ピエロも復活を遂げたし、引退したとはいえジダンのプレーはまだ記憶に新しいところだし。
そうそう、巻末に載っている対談が、一つはスポーツライターの金子達仁氏、もう一つがあの『キャプテン翼』の作者・高橋陽一郎氏とのもので、こちらはなかなか楽しい。