古田式 の商品レビュー
古田さんがどれだけ考えて野球をしているのか、周防さんがどれだけスワローズが好きなのかがよくわかります! 今(2012年8月)となっては、宮出選手が“期待の若手投手”という位置づけだったのが懐かしい!
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書店で表紙が、気になり買いました。野球好きなひとなら楽しんで読める内容です。古田選手の優しそうなイメージそのままですね。
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映画監督の周防正行さんとヤクルトの古田との対談。古田さんがどのように野球が上手くなっていったかが読み取れます。すごいキャッチャーだとは知っていましたが、経歴はよく知らなかったので、野球が無名の高校から大学に入学して(もちろん学力で)、それから社会人、プロと野球をやり続けてきた経歴...
映画監督の周防正行さんとヤクルトの古田との対談。古田さんがどのように野球が上手くなっていったかが読み取れます。すごいキャッチャーだとは知っていましたが、経歴はよく知らなかったので、野球が無名の高校から大学に入学して(もちろん学力で)、それから社会人、プロと野球をやり続けてきた経歴を知って驚きました。こんな経路を経てプロ野球選手になれるとは思いませんでした。野球が上手になりたい人にはもちろんですが、 何かを得ていく過程でどんな試行錯誤をしていったらいいのか、ということを考える上でもおすすめの本だと思います。決まりきったやり方というのがあるのではなくて、たまたま手に入れた情報を元に自分なりの解釈と試行でなりたい自分になっていくんだな、というのが読み取れます。古田さんが 現状を常に流動的に考えているというのもわかります。このようなある意味考え方が柔軟でゆとりがあるところが、自分を客観的に捉えて進化し続けていける底力なのかな、とも思いました。
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彼のように、頭がよくてなおかつ「普通」の感覚を失わない人って、ほんとに今のプロ野球界に少ないなと思いました。これからもがんばってほしいです。
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映画監督の周防正行氏が、ヤクルト古田選手との対談を通して、「古田式」の思考法やその魅力に迫っていくというのがこの本の趣旨だが、その前に「周防流」というか、周防監督のキャラが立ちすぎていて、どうも主役を脇役が食っている感じ。 古田選手の独特の考え方、例えば、素振り1000本する...
映画監督の周防正行氏が、ヤクルト古田選手との対談を通して、「古田式」の思考法やその魅力に迫っていくというのがこの本の趣旨だが、その前に「周防流」というか、周防監督のキャラが立ちすぎていて、どうも主役を脇役が食っている感じ。 古田選手の独特の考え方、例えば、素振り1000本するより近くに広沢・池山といういい教材があるのだからそのフリーバッティングを10分でも見ていたほうがいいという、思考法にも知的興味をそそられたが、それ以上に、古田選手とキャッチボールをするためにあんだけ労力を使った周防監督の執念と、それを独特の感性で文章化したことに興味を惹かれた。
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