世界の中心で、愛をさけぶ の商品レビュー
言わずと知れた青春ラブストーリー
良くも悪くも、多方面で語られつくしているので、解説は不要でしょう。本書を読んで感動するも良し、批判するも良し、でもまず読まないことには何も言えないですよね?というわけで、ぜひ一読を!
yoko
朔太郎って嫌なやつじゃないか?どうしてこいつに惚れたのかがわからん。という第一印象から抜け出せずに読み進めたのもあって、共感ができず。 常に朔太郎視点で進み、アキの視点がないので、最後まで一方的な述懐で終わってしまった読後。なんで、あそこまで大人気として話題になったのかしら。映画...
朔太郎って嫌なやつじゃないか?どうしてこいつに惚れたのかがわからん。という第一印象から抜け出せずに読み進めたのもあって、共感ができず。 常に朔太郎視点で進み、アキの視点がないので、最後まで一方的な述懐で終わってしまった読後。なんで、あそこまで大人気として話題になったのかしら。映画を見たら変わるのかしら。 朔太郎からみるアキという女性の素晴らしさ愛おしさは理解できる。彼がアキの死を看取った後の後悔や喪失からくる感情も理解はできる。ただ、彼がそこまで愛情を向けられる人であったのか、ということが腑に落ちない。 その感覚も含めて、人生の瞬間瞬間に向けることのできる感情の強さを知るための物語であったのかな、と思います。一時の激情。おそらく、朔太郎とアキが生きて年齢を重ねて再会したとすれば、若い時にだけ発するエネルギーゆえの恋愛であったのかな、と振り返るのかもしれない。 その一瞬の輝きが強く綺麗であると思えるから、人気になったのかもしれないなぁ。 つまり、自分にはそれがないということなんだよなぁ。
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これはギャグ小説ですか? じいさんが昔、好きだった女と死んだら一緒になりたいから、主人公に死んだら、好きだった女の墓に入れてほしいなんて… 人の墓を荒らすな!
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中高生向けかな 正直薄いと感じた 愛をさけぶって感じでもないような ありがちな設定だ いろんな作品を読んでいくと展開が容易に想像できすぎてしまう
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映画とドラマがとても好きで当時はDVDも持ってました。ドラマ版の特典のカセットテープをよく聴いていました…。 原作は初読み。朔ちゃん頭良い設定に驚きました!あとアキとも幼なじみみたいな設定でしたね。 より哲学的な印象があり、そしてより淡白な印象。映像化の方が泣く要素が積み込ま...
映画とドラマがとても好きで当時はDVDも持ってました。ドラマ版の特典のカセットテープをよく聴いていました…。 原作は初読み。朔ちゃん頭良い設定に驚きました!あとアキとも幼なじみみたいな設定でしたね。 より哲学的な印象があり、そしてより淡白な印象。映像化の方が泣く要素が積み込まれているのは当たり前ですが。 しかし冒頭の〈朝、目覚めると泣いていた〉はあぁセカチューだ…と平井堅さんと柴咲コウさん両主題歌が頭に流れながら読んでました。
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「君の膵臓を食べたい」を読んだ時は涙涙だった。似た設定だけど、この作品は静かに読むことができた。アキの生きていた過去といなくなった今が別物ではないと感じてしまう。死は生につながっている。肉体がなくなってしまう物理的死は耐えられないが、心の中では思い出や声を聞くこともできる。朔太郎...
「君の膵臓を食べたい」を読んだ時は涙涙だった。似た設定だけど、この作品は静かに読むことができた。アキの生きていた過去といなくなった今が別物ではないと感じてしまう。死は生につながっている。肉体がなくなってしまう物理的死は耐えられないが、心の中では思い出や声を聞くこともできる。朔太郎のおじいさんの言葉も深みがあり、心に響いてくる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
こんなにも誰かのことを愛することがあるだろうか 大切な誰かがいなくなったとき、人は言葉では言い表せないような悲しみを感じる。いなくなってほしくない人がいなくなるから、その人はいなくなる。 「人を好きになったから、その人の不在が問題になるのであり、不在は残された者に悲哀をもたらす。」 大切な人の死をどうやって乗り越えていくのか。人の命には限りがあって、いつかは死ぬとわかってはいるけれど、そんなことを毎日考えながら生きている人はほとんどいないだろう。だからこそ、実際大切な人の死に直面したとき、どうしたらいいのかわからなくなる。 淡々と進むように感じる物語だが、文章から想像できる情景がとても美しくて、最後の方は涙かとまらなかった。朔太郎の中にアキとの日々は残っているけれど、死にとらわれることなく新たな幸せを見つけているところに希望を感じた。 私もいつかこんな恋愛がしてみたいな、、
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白血病の少女アキと主人公との純愛を描いた作品。 好きな人との別れを経験したときに読んだので、今読むべき作品という感じがした。 「実現したことを、人はすぐに忘れてしまう。ところが実現しなかったことを、わしらはいつまでも大切に胸の中で育んでいく」
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好きな人の好きな小説。 彼が亡くなったとき、わたしはきっとこの小説のことを思い出すのだろうな。 そして、朔太郎の気持ちを初めて理解するのだろう。
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映画を10数年ぶりに見た。 原作が読んでみたくなった。 あー・・・、深みが無い。 残された者にできることはあと片付けだけだ。。。
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