午後のロマネスク の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
川端康成の作品集「掌の小説」に敬意。 「短いあとがきにかえて」に 川端康成の作品集に「掌の小説」と題した1冊があるとのこと。 超短編小説ばかりを100編以上集めたもの。 小池真理子の愛読書。 「掌篇小説集」と名付けることにしたとのこと。 17枚の版画が配してある。 文庫が出ても,なおかつ,2000円する単行本に人気があるのは, 版画の良さが,大きさに依存するからだと感じている。 著者は三島由紀夫の愛好者でもあるらしいので, 自殺,死亡に関する話題も多い。 推理小説を手がけるようになってからは,さらに拍車がかかっているのではないだろうか。 「年始客」で,「あの時死んだのはね,あんたのほうだったんだ」 というどんでん返し。 「愛しい嘘」の「今日は誰と一緒にここに?」「女のお友達とよ」。いかにもありそうな話。 1つ一つの話が,短編または長編推理小説にできるかもしれない。
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図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) あの時死んだのは、あなたのほうだったんだ…。名手・小池真理子が「掌編小説」で描き出す“恋”と“幻想”。 ぞっとしつつ、ぞくっとする。 そして何度目だろう?「くちづけ」が収録されている本を読む。 この短編好きだわ。 背負わ...
図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) あの時死んだのは、あなたのほうだったんだ…。名手・小池真理子が「掌編小説」で描き出す“恋”と“幻想”。 ぞっとしつつ、ぞくっとする。 そして何度目だろう?「くちづけ」が収録されている本を読む。 この短編好きだわ。 背負われているときの感じ、なんとも言えないと思う。
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短編集の中でも、本当に作者の方が言っているように本当に短い17編の、まさに掌の小説だなと思ったが、短ければ短いほど出てくる難しさもあると思うが、それぞれに味のあるいい本だった。どれもいいと思うが、中では約束、愛しい嘘、白い水着の女、くちづけ、年始客、旅路が特に好きな話だ。
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ショートショート。ちょっぴりホラーな恋愛が主。ゆるい話、インパクトのある話、スパイスの効いた話、メビウスの輪のような話など、楽しませ方をいろいろもつ本。私は「愛しい嘘」と「白い水着の女」が好きになれた。
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感想としては可もなく不可もなく。 なんだか同じよーな話が続いているのがちょっと気になりました。 死にネタがおおいなぁという印象を受けました。多分全体の半分くらいなのでしょうが。 一本だけ、死んだ彼女から電話がかかってくる、という話があったのですが、それはとても印象的でした...
感想としては可もなく不可もなく。 なんだか同じよーな話が続いているのがちょっと気になりました。 死にネタがおおいなぁという印象を受けました。多分全体の半分くらいなのでしょうが。 一本だけ、死んだ彼女から電話がかかってくる、という話があったのですが、それはとても印象的でした。悲しみがざぁっと広がっていく感じがした。
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