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おんなたちの町工場 の商品レビュー

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2017/01/31
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2001年(底本1994年)刊行。  女主人、女工場主(おやじ)、肝っ玉母さん。様々な呼ばれ方がされているようだが、町工場で夫を助け、あるいは未亡人として、あるいはホントの主人として働きまくる女性たちに関する評伝が本書だ。一言で言って、仕事漬けの人生模様が語られる。  そういう意味では、武勇伝的に語られる余暇皆無ということ自体に大きな問題を孕んでいることが伝わってくる。ただ、この問題を置くとすれば、女性の奮闘記としてはある種の感動をもたらすものではある。  つまり、一見、職業的な美談風の読み物ではあるが、それだけではなく、描かれる模様の是非については突き放して読んだ方が良いような気がする書と言えそうだ。

Posted byブクログ