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庭に孔雀、裏には死体 の商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

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2021/05/21

冒頭はもうすぐ朝、という迷惑な時間帯にかかってきた電話が「孔雀」というところから始まる。 変人奇人ぞろいの家族や親せきに振り回されて、果たして収拾がつくのだろうかという心配をしつつ読んでしまった。 主人公が生真面目に問題に取り組めば取り組むほどどつぼにはまっている感じがたまらな...

冒頭はもうすぐ朝、という迷惑な時間帯にかかってきた電話が「孔雀」というところから始まる。 変人奇人ぞろいの家族や親せきに振り回されて、果たして収拾がつくのだろうかという心配をしつつ読んでしまった。 主人公が生真面目に問題に取り組めば取り組むほどどつぼにはまっている感じがたまらなくおかしい。

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2020/08/01

読み応えもあって面白いシリーズなんだけど5巻以降翻訳出版はされてません。 すごく残念。待ち続けてる。続き読みたい。

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2013/08/02

とうとう海外ミステリーにも手を出すことにして、何かの雑誌で紹介されていたこの本を読んでみました。 探偵役の主人公は女性鍛治職人。うーん、まず鍛治職人というのがピンとこないのですが、普通の女性より力が強いということだけのようだったので気にしないことに。アメリカでは一般的な職業なので...

とうとう海外ミステリーにも手を出すことにして、何かの雑誌で紹介されていたこの本を読んでみました。 探偵役の主人公は女性鍛治職人。うーん、まず鍛治職人というのがピンとこないのですが、普通の女性より力が強いということだけのようだったので気にしないことに。アメリカでは一般的な職業なのでしょうか、鍛治職人。 随所にアメリカらしさを感じつつ、謎解きも楽しめるユーモアミステリーです。

Posted byブクログ

2012/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

しっかり者で、フェミニストで、皮肉屋の主人公メグが、母、親友、弟の彼女のために結婚式の準備に奔走する。ところが母の結婚相手の義理の姉が殺されて…。家族・親戚とも変わり者が多くてとても面白い。特にお父さんが素敵。こんな家族楽しいだろうなぁ。大好きな本の一つである。

Posted byブクログ

2011/04/27

桜庭さんの読書日記から手に取りました。忙しそうだけどほのぼのしてて面白かったです。3組の結婚式のお膳立てを押し付けられたメグがなんともいい味を出してます。メグとマイクルの会話が好きです。

Posted byブクログ

2010/10/26

いまひとつ。三つの結婚式のメイドオブオナーを任せられた主人公が準備に奔走、そんななか殺人事件が起こり…という筋は面白いのだけれど、無駄に長すぎる。この話に500ページはいらんだろ… 三分の一くらいにスッキリおさめてくれれば、楽しい話だったと思う。

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2010/03/07

かなりドタバタしたコメディー風のミステリでした。 主人公は3つの結婚式の花嫁付添人をすることになっているんですが、それがもう信じられないくらい大変そうなんです。ていうか、花嫁全員、普通じゃ考えられないくらい勝手気まま、わがまま放題なんですよ。私だったら絶対耐えられません……。 で...

かなりドタバタしたコメディー風のミステリでした。 主人公は3つの結婚式の花嫁付添人をすることになっているんですが、それがもう信じられないくらい大変そうなんです。ていうか、花嫁全員、普通じゃ考えられないくらい勝手気まま、わがまま放題なんですよ。私だったら絶対耐えられません……。 で、準備に振り回されてバタバタしてる間に殺人が起きて、主人公はそれを(積極的に)解くつもりはないまま色々関わっているうちに、最後の最後でヒラめいて解決しちゃうんですね~。 読んだ感想は“なんか疲れた”って感じでした(笑。だって、殺人の謎より、花嫁達や親戚達のわがまま・変人ぶりに右往左往するんですもん。 でもユニークな登場人物達ばかりで、ぶっ飛んでて面白かったです。 大勢参加する騒がしいパーティー、ちょっと参加してみたいかも? それにしてもアメリカも日本同様、小さな町ではあっという間に噂が広まって誰も彼もが好奇の視線……人間って変わらないですね。

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2011/08/09

母と弟と友人の結婚式の準備に忙殺されるメグ。 誰も彼もが勝手気ままに無理難題を押し付け、挙句家の裏で見つかった死体の犯人探しまでする羽目に…! メグが自ら苦労を背負い込むようなタイプでありながら、健気さとか悲壮感とかとは無縁なのは本人があらゆる場面で周りに突っ込みを入れて毒づく...

母と弟と友人の結婚式の準備に忙殺されるメグ。 誰も彼もが勝手気ままに無理難題を押し付け、挙句家の裏で見つかった死体の犯人探しまでする羽目に…! メグが自ら苦労を背負い込むようなタイプでありながら、健気さとか悲壮感とかとは無縁なのは本人があらゆる場面で周りに突っ込みを入れて毒づくせいか。またその突込みが的確で面白い。 明るくて前向きで、怒りながらも突進していく。とても魅力的な主人公。 そして今回、犯人捜しの中心を担うメグの父親。独自の理論と方法でメグを巻き込みつつ、信じた道を突き進む。 最初の死体を事故ではなく事件の被害者だと証明するためにあれこれする様子は、きちんとした探偵や警察が行っていたらなるほど!と思わせるものだけど、彼の場合は単なるちょっとおかしな行動にしか思えない。 それはきっと、そこに巻き込まれて毒づいているメグの存在があるからだろう。 さらに巻き込まれ型のメグのキャラクターを描きつつ、父親の尻拭い(父親だけじゃないけど)が当たり前のようになっている二人のの関係をさらりと提示している。 これがあってラストでの謎解きシーンがさらに生きてくる。 そこでも父親の跡を継いで犯人と対決するという責任を押し付けられるのはメグなのだ。巧いなぁと思う。 他に出てくるすべてのキャラクターも個性的で、恋する二人にはお約束のように邪魔が入ったり、小さな町ながらの人間関係に呆れたり、読んでいて実に楽しかった。 ミステリ部分は正直イマイチだったけど、シリーズの続きを読みたいと思わせてくれたことで点数は甘めにつけてみた。

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2009/10/04

気軽に読める、というにはあまりに分厚すぎるこの本だがページをめくる指はさくさくと進む。 主人公はコンプレックスだらけの女性。シングル。しっかりしていて、人にものを頼まれやすい。 彼女がひとつの夏に三つの結婚式を取り仕切ることを頼まれ、奮闘する話。 登場人物の1人1人がコミカル...

気軽に読める、というにはあまりに分厚すぎるこの本だがページをめくる指はさくさくと進む。 主人公はコンプレックスだらけの女性。シングル。しっかりしていて、人にものを頼まれやすい。 彼女がひとつの夏に三つの結婚式を取り仕切ることを頼まれ、奮闘する話。 登場人物の1人1人がコミカルに描かれ、 ロマンスの描写もおみごと! 技ありの一冊!

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2009/10/04

主人公のメグが周りの個性的なキャラに振り回されながらも謎を解いていくミステリー。しっかりした推理小説でありながら笑いを忘れない。読後感がさわやかです。

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