追いつめられた進化論 の商品レビュー
脊椎動物の進化は重力作用をはじめとする様々な力学刺激に対する生体力学的な対応で起きるとし、突然変異と適者生存によるとする進化論を否定する。 ドチザメとネコザメの陸上げ実験による肺の発生から両生類、爬虫類、鳥類と哺乳類の進化を紐解く辺りは面白いが、その後はどうも結論が飛躍しすぎて...
脊椎動物の進化は重力作用をはじめとする様々な力学刺激に対する生体力学的な対応で起きるとし、突然変異と適者生存によるとする進化論を否定する。 ドチザメとネコザメの陸上げ実験による肺の発生から両生類、爬虫類、鳥類と哺乳類の進化を紐解く辺りは面白いが、その後はどうも結論が飛躍しすぎている気もする。 本の内容も同じことの繰り返しで後半は読むのが辛かった。 進化論は動物・植物から細菌・原生動物まで含めてごちゃまぜに変化を漠然と形や代謝で観察し、観念的に論じていたにすぎないという主張はなるほどと思うが生体力学的な対応だけが進化の法則とも思えない。
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進化論の検証を行った本。 元が論文であり、単行本にしたためか、文中の語句にテクニカルワードが多く、理解するのに時間がかかった。時折出てくる図解が役に立った。 結論としては、進化論にはまだまだ検証されるべき点が多くあることがわかった。
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