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王様の勉強法 の商品レビュー

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2024/01/05

勉強といえば、今年も大学共通テストがやってくる。 受験生は追い込みで大変だな。 しかしゴリゴリ暗記したり問題を解くだけが勉強ではない。 博物学など様様なジャンルに関心を持つ荒俣宏と、次から継ぎへと著書を出し続ける中谷彰宏による対談。 「王様...

勉強といえば、今年も大学共通テストがやってくる。 受験生は追い込みで大変だな。 しかしゴリゴリ暗記したり問題を解くだけが勉強ではない。 博物学など様様なジャンルに関心を持つ荒俣宏と、次から継ぎへと著書を出し続ける中谷彰宏による対談。 「王様の勉強」とは、勉強がぜいたく品で王様の特権であり、嗜好品だった。 その後、「奴隷の勉強」に変わったとある。 これからの時代は王様の勉強だと述べている。 中谷は「勉強は、義務ではなく、性癖である」と指摘している。 荒俣宏や南方熊楠のやっていることは、「勉強癖」で、体が毒になるまで勉強すると述べている。 荒俣宏は「悩めば悩むほど気持ちがいい勉強で一生楽しむ」と述べている。 家には帰らず、資料をかかえて本屋から本屋へ。つまり放蕩の部類になる。 さらに勉強癖は、マニアックで合理性はなく効率ということもないと指摘している。 試験ではないので、すぐに結果にコミットしない。 受験についても言及している。 中谷は、受験は「何を捨てればいいか」を決めれば楽と述べている。 東大や京大でも満点でなくても合格できる。 そうなると、必要な所にフォーカスできる。 この他にも、他の勉強本にはない事が書かれていて、面白かったなあ。

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2012/12/30

鬼才荒俣とあの中谷彰宏の勉強法についての対談。 話が盛り上がっているのか、盛り上がっていないのだかわからないとても 微妙な対談集だった・・・。 どちらかといえば、中谷さんの方の言葉が印象に残る。 万能となるためには、専門知識外のことを増やして骨組みをつくるということ。結局は、...

鬼才荒俣とあの中谷彰宏の勉強法についての対談。 話が盛り上がっているのか、盛り上がっていないのだかわからないとても 微妙な対談集だった・・・。 どちらかといえば、中谷さんの方の言葉が印象に残る。 万能となるためには、専門知識外のことを増やして骨組みをつくるということ。結局は、量のトレーニングをするということ。 彼が学んだことはボツを恐れずにとにかく量をこなすということ。 コピーをつくるとき、ストライクを狙ってもしょうがない。 大体キャッチャーがいる方向に、アバウトに投げればよい。 このフレーズが印象的。 それにしても、もったいない一冊だ。

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2012/05/01

対談集。勉強する、ということの技術や情熱や淫靡を、2人で語り合う。とはいうものの、天才じみた人たちの話が多くて、一般人に当て嵌めるには難しいトピックも多い気が。どちらかというと、天才列伝に近いか。2人とも、破天荒寄りな人たちでしね、うん。

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2009/12/23

図書館で借りた。 著者2人が勉強について対談している。 対談がそのまま載っている形式ではなく、格言のようにタイトルがあり、1ページに収まるくらいの量でその内容が書いてある。 過程で誤っても消さずに残す、失敗から学ぶ、など学ぶ上で参考になりそうなことがあった。

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2009/10/07

目先を考えた勉強法ではなく、まさに一生使える勉強法を教えてくれる。 荒俣宏さんの言葉は、どれも面白い。 「模倣の失敗がオリジナルと言われる」 どんな物事でも、約束事を見つける。勉強フェチ。マネの快感を覚えたら、勝ち。難しい漢字はセクシーだ。オリジナルは、模写の失敗からくる。...

目先を考えた勉強法ではなく、まさに一生使える勉強法を教えてくれる。 荒俣宏さんの言葉は、どれも面白い。 「模倣の失敗がオリジナルと言われる」 どんな物事でも、約束事を見つける。勉強フェチ。マネの快感を覚えたら、勝ち。難しい漢字はセクシーだ。オリジナルは、模写の失敗からくる。背伸びしようとする、子供な頃のエロ本を読む感じが勉強を育てる女子校正がオジサンと付き合う感じのクォンタムリープが快感勉強は、のぞきの快感 生きること それが生き物の喜び。変われるか。マンガ自殺島 少なくとも、どんなことでも俺のパラダイムに入っていることだ。 哲学とは、ブランドを作ること 勉強法中谷・鷲田

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2010/05/18

 荒俣宏と中谷彰宏。ポジショニングが違いすぎる(片や妖怪、片やバブルと寝た男)2人の対談本だ。ただ、対談本といっても、本の構成は、荒俣・中谷両人の短いエッセイを並べたようになっている。  それも、女子高生の援助交際、将棋解説、雪印事件、サッカーの中田英寿、西江正之、南方熊楠などを...

 荒俣宏と中谷彰宏。ポジショニングが違いすぎる(片や妖怪、片やバブルと寝た男)2人の対談本だ。ただ、対談本といっても、本の構成は、荒俣・中谷両人の短いエッセイを並べたようになっている。  それも、女子高生の援助交際、将棋解説、雪印事件、サッカーの中田英寿、西江正之、南方熊楠などを、話の順序を(あえて)無視してならべている。  義務ではなく、嗜好品としての勉強、まさに「王様の勉強法」を表した体裁になっている。  「中谷本を全部読んだ」と言い切る荒俣氏。女性のコレクターについて「それ、最初の結婚で得た経験ですか? 」と裏読みしてしまうような発言をする荒俣氏。  妖怪アリャマタコリャマタ信者は必見だ。

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