立花隆のすべて(下) の商品レビュー

文芸春秋(編者)

2016/06/21

下巻では、立花隆がこれまで刊行してきた著作について、各界の第一人者がその意義を論じた章のほか、立花家の長女の薫氏が小学１年生のときに「編集長」として作成していた、立花家の日常を伝える『たちばなしんぶん』を掲載しています。

また上巻と同様、フリーになる前の立花が執筆した記事を収録している「月刊誌特集記事傑作選」もあります。こちらは『核マルVS中核』に結実することになる、学生運動の渦中にいた人びととその家族への取材に基づく記事が多く収められています。