ゆめこ縮緬 の商品レビュー
幻想的な世界の中に恐…
幻想的な世界の中に恐怖を描き出す作品集。「文月の死者」が一番怖かった。
文庫OFF
短編集です。日本の幻…
短編集です。日本の幻想的な話だったので、はまりました。
文庫OFF
「文月の使者」「影つ…
「文月の使者」「影つづれ」「桔梗闇」「花溶け」「玉虫抄」「胡虫塚」「青火童女」「ゆめこ縮緬」を収録。日本的な耽美で陰惨な世界が素敵です。歌舞伎の時代小説よりもこちらの方がかなり好みです。
文庫OFF
タイトルからして幻妖…
タイトルからして幻妖な一品揃い。和風の幻想ホラーが好きな方は必読です。
文庫OFF
タイトルからして和風…
タイトルからして和風の幻想小説集。美しさと残酷さが共存している世界観です。
文庫OFF
短編集。日本的な耽美…
短編集。日本的な耽美、幻想、残酷の世界です。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
皆川博子5冊目 図書館本、文庫本 短編集「文月の使者」「影つづれ」「桔梗闇」「花溶け」「玉虫抄」「胡蝶塚」「青火童女」「ゆめこ縮緬」 桔梗闇が一番好きだった、血を垂らしたところから地蔵が生えてきて「みぃ、みぃ」と鳴く………説明できないけど可愛い〜〜!となる。 正史に載らないような見せ物小屋の演者、精神病棟、討伐された怪異、後ろめたい逢瀬、狂気的蒐集、蛇屋たちが「恐ろしい」と「美しい」の合いの子であること? 中洲がよく出てくる。現世と川を隔てた異界、埋め立てられてなかったことにされるもの、閉じ込められた場所、
Posted by
【古書店で購入】 妖しく、美しい言葉で表される草花の様子や景色から 漂いだす退廃、背徳、禁忌、狂気、異形の影。 生者と死者の境も時間の流れも、時に曖昧に、 語られれず、つまびらかにされない、整然とした世界や 無邪気、誠実な人の言動や心の奥底に、裏側に、 いや表裏一体として混沌と存...
【古書店で購入】 妖しく、美しい言葉で表される草花の様子や景色から 漂いだす退廃、背徳、禁忌、狂気、異形の影。 生者と死者の境も時間の流れも、時に曖昧に、 語られれず、つまびらかにされない、整然とした世界や 無邪気、誠実な人の言動や心の奥底に、裏側に、 いや表裏一体として混沌と存在する 甘く、湿気を帯びて、爛れ、腐乱した狂いの濃厚な美。 全てページ数は少ない短編であるが さらっと読むことは難しく、言葉が織りなす物語に 浸り、溺れて、幻想の世界へ。
Posted by
大正から昭和初期を舞台とした収録作8編。生者と死者、紳士と少女、挿絵画家と軍人の妻……それらが織り成す夢とも現実ともつかぬ物語は、時として陰惨な画を描くが、それでいてどこまでも幻想的な美しさを湛えている。 それまでこの作者に対して「今一つ理解し辛い」というイメージを持っていたが...
大正から昭和初期を舞台とした収録作8編。生者と死者、紳士と少女、挿絵画家と軍人の妻……それらが織り成す夢とも現実ともつかぬ物語は、時として陰惨な画を描くが、それでいてどこまでも幻想的な美しさを湛えている。 それまでこの作者に対して「今一つ理解し辛い」というイメージを持っていたが、この作品集を読了したことで、その偏見を捨てることができた。 美しく幻想的な描写と凄惨な怪異。流麗な言葉で綴られるこれらの物語こそが“幻想文学”というものなのかもしれない。 なーんて。
Posted by
幻想の世界へようこそ… 現実の世界がもしかしてあっちの世界であるような、 ちょっと分からなくなりそうな皆川博子の世界… ミステリーでもなく、官能小説でもなく やっぱ、幻想小説なのかな…
Posted by
- 1
- 2